生地柄と蓋のストライプ・入り口フラップとポケットの多角形、シンプルリュックの中に盛り込む複数の「リンク」【134】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ハンドメイドバッグ活動に慣れてきますと、季節に合ったイメージを打ち立てた製作がより効果的に受け入れられることを感じます。

このたびは、季節感を感じるバッグ製作の1つの例としまして、「ネオンカラー」を部分的に引用し、快活な暑い季節に持つきっかけになるようなリュックを製作。

季節感の捉え方1つにしても製造者の価値観や考え方で様々、独自の表現がアウトプットできる良い機会になるとご提案したいと思います。

暑い夏のイメージを2つの「らしさ」で盛り込む、凹凸感あるリップル生地とマルチネオンカラーのフラップのリュック

使用生地(表地・裏地共通):リップル無地、綿/100%、日本製。無地と呼びながらストライプ柄なのは織柄の証。

別布の4色のネオンカラーの詳細

①黄色:カラーブロード無地、綿/100%、日本製。

②オレンジ:T/C無地、ポリエステル/65%、綿/35%、日本製。

③ピンク:コットンローン、綿/100%、日本製。

④青(③の色違い):コットンローン、綿/100%、日本製。

変六角形の入り口フラップ作り:別布のネオンカラー生地4色をストライプパッチワークに仕立てて作りました。

後の反省点は、両端の縫い代分も見込むべきであり、もっと極端にパーツ幅の差を付けておくべきであったこと、見積もりミスでした。

部分的パーツの完成(左から右へ):変六角形の入り口フラップ、ジグザグステッチ入りのショルダー、巾着ひも。
入り口フラップの本体への設置:後ろからショルダーがハの字に突き出し。右下はマジックテープ付きの裏面。
裏地に設置のポケット:入口のストライプパッチワークフラップにリンクする変六角形のポケットフラップ。
簡易リュックの完成:<サイズ>縦27cmx横27cmxマチ10cm。すっきり感はカラー配分の控え目な効果。
その他の角度(左上から時計回りに):サイドひもを解いた姿・サイド部分・底部分。左右非対称のカラー使い。

左右のショルダーのカラーのアシンメトリーはほとんどリュックではされないことですが、このネオンカラーだからこそ受け入れられるのではないかとやってみました。

あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2020.06.27からおよそ5年後の2025.05.16に、ブログ記事の「手直し」の順番でタイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。

こうしてこの時の製作品は、まとまった様子であるようには見えるかもしれませんが、後に大きく機能不足であると認識していきます。

このようなマジックテープでは、圧力によってすぐに外れてしまう、現実的には重い荷物をパンパンに入れることも究極の場面としてあるのです。

そんなシーンでは、マジックテープなどすぐに外れてしまうのでした。

よりユーザー目線に立った時、このマジックテープ開閉を見直すことになっていきます。

もうしばらくの期間、このマジックテープ開閉の製作をしてしまいましたが、やがては「Dカンとナスカンのコンビ」に変わっていくという改良がその後出てきます。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

引き続くコロナ禍の暑い夏のマスク使用スタイル、時々外す時のトレイを兼ね共布ケースをセットに組込んだ【133】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2020年2月頃から突如やってきた流行病「コロナ」。

これまでにない経験から多くの人々が不安を抱えます。

マスクが入手しにくくなっていた2020年4月初頭、友人からの声掛けで「マスク製作・販売」の企画に早期参入。

その後、まだまだ「コロナ収束」が見込めない中、いよいよ季節は移ろい初夏へ。

2020年5月に入ると、大手製造業者がマスクの大量生産に本格着手。

我々小規模事業者の役割はそろそろ無くなってくる予感が見え始めます。

ただマスクを付けるスタイルは引き続きあり、マスク製作に差別化を入れていくということを考えました。

このたびは、仕事仲間の友人が提案してくれた暑い季節に対応した涼しい素材を利用、マスクを外しているシーンを考慮した「ケース」を伴ったマスクセットの製作です。

マスクを収納するためともう1つの機能、お食事中などの「トレイ」にもなる取り出しスムーズな共布マスクケース

使用生地:サッカーストレッチ広巾、ポリエステル100%、日本製。「COOLMAX:クールマックス」「LYCRA」社製。

カラーはベージュ、もともと涼しい織物生地「サッカー」とのハイブリッド品。

ブランドが謳われる生地を利用させていただくための申請も購入時にありました。

マスクケースの型紙:「わ」で作ると綺麗な長方形になります。縦30cmx横20cm(縫い代1.5cm込み)で製作。

このたびは、初めてで行き当たりばったり的な部分があり、入り口のマジックテープを縫い付けるタイミングが両サイドを縫った後でした。

たまたま入り口付近にマジックテープが付くので後付けが可能でしたが、本来は、一番最初の時点で付けておくことをお勧めします。

マジックテープの設置:縦1cmx2cm程度の小さな面積であることがポイント。口開きを留める役割のみ。
表地と裏地の合体:実は裏地付きでありちゃんとしたケースなのです。裏地も共布を利用。

マスクを付けないシーンも出てくると、いよいよ収束も見据えて、かえって生地在庫を残さないことも考え始めます。

裏地付きで存分に生地を使い、良質に仕立てていく方が良いと考えたのでした。

ゴムのコーデ:マスクにも慣れ、おしゃれ度も意識し始めたのでお好みに応じたカラーゴムを選択。
ケース付きマスクの完成:見るからに涼し気でエレガントなマスクのセットが出来上がりました。
マスクの裏地:麻テレコニット、麻/100%、日本製。マスク企画着手の初回から変わらず共通にこの素材。

ぼかし柄が入り、ファンデの跡などの付着が目立たない良さがあるカラー(オフベース)です。

マスクケースの自然に出来上がったマチ:「サッカー」のふんわり感の特性と裏地付きであることのボリューム。
4種のサイズ展開:お顔は実は様々なサイズがあることをお客様からのフィードバックで教えていただきました。

あとがき

このたび利用させていただきました「COOLMAX」という「LYCRA社製」の素材、寒い冬の季節には保温性もあるようなのです。

こうして「ケース付きマスク」の発案の回をもってマスク製作の活動を終えていきました。

難しいことなのですが、撤退の時期は遅かったと思います。

もう5月後半では格安マスクが行き渡り、個人がハンドメイドして販売の手応えは薄れてきていました。

その後、「コロナ」に対しては収束まで長く警戒態勢が続きました。

ケース付きをもっても売れ行きがなかった生地ストック、こんな風にたった1点の大きな巾着袋を「インテリア収納袋」として生地を使い終えたのでした↓。

マスク生地在庫の思い切った消化:単調なストライプ柄に同じストライプで足並みをそろえた薔薇アップリケ。

この投稿をもって、マスク作りに関する記事は終了です。

この活動で1つの「流行」の流れの感触を実感できたことが非常に有意義でした。

「参入・撤退の両方に対する素早さ」が大切になってくる流行物。

そう考えると、その短期間でのスピード感などの労力には限界がありました。

大規模業はエンジンがかかるのには時間がかかっても、一度歯車が動き出したら非常にパワーがあるということ。

結局は、ピクチャレスクとしては「末永く安定的な独自の定番品」を生み出す必要があると天を見上げたのでした。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

バッグ製作用の30番テトロン糸の収納、ネットカバーよりも保存性が高いと感じたA6サイズのチャック袋【132】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

整理整頓が好き。

お部屋の整理整頓はもはや趣味の1つ。

インテリアも考慮した、整理整頓の仕上がりにきらりとオーラが光るような出来上がりを目指します。

整理整頓は個人物でも事業物でも差別なく同等、整然さの環境にある「心地良さ」がまず何を始めるにも大切だと考えます。

このたびはハンドメイドバッグの材料であるミシン糸の整理整頓例です。

ミシン糸は30番のテトロン糸とスパン糸、どちらかというとエレガントなテイストのテトロン糸の方が断然多いのです。

ただ、がさついていることがかえってまとまりやすいスパン糸に比べて、テトロン糸はコーンで収納の際にもすぐにほぐれてきます。

この性質のカバーとして、これまではネットを1コーンずつにかぶせるということをしてきました。

このたびは、ネットよりも優れた素材を発見、同じようにテトロン糸を複数保管したい場合の1つのアイデアとして、「A6サイズのチャック袋」の利用をご紹介します。

テトロン糸がコーンからほどけやすい悩みの解決策はA6チャック袋、1コーンずつをネットで覆うよりも効果が出た

これまでの糸の収納:大きな「パンダンボックス」にテトロン糸にはネットをかぶせ、スパン糸はそのまま。

しばらくの間このような収納を続けましたが、ネットは簡単に外れ、糸のほつれ防止にはあまり効果が無いと感じました。

コーンに切り込みを入れて引っかけるやり方はあまり好みませんでしたので引用していません。

そして、ネットよりもすべて完全に覆ってしまうことができるアイテム、しかも万が一ほぐれてもその空間内だけでおさまるアイテムが見つかりました↓。

A6サイズのチャック袋:<サイズ>縦17cmx横12cm。一部縦がはみ出す数コーン以外はすべて完全密閉。
A6チャック袋で収納の姿:以前のネットの時よりももっと整然としたと思います。

ところで、当ブログ記事は、最初の投稿の2020.06.25からおよそ5年後の2025.05.14にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。

2025年現在は、糸のコーン数が2020年当時の2倍に増えまして、100コーン以上を1つの6段チェストを占めるほどになりました↓。

2025年現在の糸の収納:専用の6段チェストへぎっしりと敷き詰め収納。寝かせながら時々2段になることも。

敷き詰めることで隣同士が触れ合いますが、A6チャック袋にすっぽり収まっている状態では問題はありません。

良い所に行き着いたと思いました。

あとがき

このたびの糸収納作業と並行し、実はもう1つある作業を進めていました。

お世話になっているこれらの糸の製造者様の確認です。

心からの興味と疑問「この糸を製造された会社様はどこなのか」を解きたくて、コーン内にある糸ブランド表示からネット検索で探っていき、ついには製造者様へコンタクトをとりました。

糸も様々な製造者様があり、同じテトロン糸でも少しずつ違う特性が感じられました。

<整理整頓で登場した糸製造者様一覧>

・「エースクラウン」:大貫繊維(株)様(「テイジン社(帝人)」様との共同企画)・・・「ポリエステル糸を一番最初に作った会社」とのこと

・「グンゼ」:「グンゼ」様・・・「テトロンスパン」という中間的な糸が素晴らしい

・「ビニモ」:「クラレ」様・・・個人的には大変好みの糸でエレガントです

・「キング」:「フジックス」様・・・王道の有名ブランドでカラー展開も豊富

・「キンバスパン」:「アズマ」様・・・デニムステッチに相性良き糸が見つかりました

・「地球兎(ちきゅううさぎ)」:「ムラガキ」様・・・初耳でしたが、良い糸だと思います

以上のラインナップだったのでした。

ご丁寧に回答をくださいました大貫繊維(株)様、本当にありがとうございました。

その他のメーカー様も、お世話になりまして本当にありがとうございます(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

バッグの表地と裏地の組み合わせ、天然素材のカジュアル感同士とツヤあるエレガント感同士のテイストの違い【131】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

最初にお伝えしておきたいのが、当ブログ記事は最初の投稿の2020.06.22からおよそ5年後の2025.05.13にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしていることです。

ハンドメイドバッグ作りの際の表地と裏地の組み合わせ、どちらもフラットに見ることで、時々裏地の方が高級生地になることもあるほどです。

それでもこのスタイルこそがピクチャレスク流であると自信を持てるようになりました。

2025年スタイルでは特に表地には無地を裏地には柄をという、お洋服とのコーデのしやすさにも注視しています。

よって、「柄物」は無地よりも手間がかけられている生地であることが多いことから、裏地の方が表地より高級生地になることも多いのです。

このたびは、人気生地の「ファンシーツイード」を2種ご用意、バッグを作る表地と裏地を組み合わせるタイミングがちょうどありましたので、実際に裏地を組み合わせた場面を解説。

同じファンシーツイードでも折り込まれる糸の混率によって随分雰囲気が変わり、更に組み合わせる裏地のテイストも併せて区別していく例を当記事で綴りたいと思います。

そして、ピクチャレスクとしての考え方「表地と裏地は同じテイスト同士がしっくりきた」ということをお伝えできればと思います。

バッグの表地と裏地のまとまり良い組み合わせ、天然素材同士・ツヤある合繊同士がクリアな演出のような気がした

表地(チャコール):リントンツイード、混率不明、イギリス製。表地(白xマルチ):ファンシーツイード、ポリエステル/100%、ドイツ製。

左側の「リントンツイード」という生地はこのたび初めて出会った生地ですが、その風合いに非常に驚きました。

極端にガサっとした生地なのです。

一方、右側のツイードはツヤがたっぷりありみずみずしいと感じる生地なのです。

いずれも共通の「ファンシーツイード」というネーミングなのに、ここまで素材感が違うものなのです。

そうしますと、合わせていく裏地も、「ファンシーツイード」という言葉の括りにとらわれていては最も望ましい組み合わせができないと考えました。

あくまでも、実際に目で見た実直な感覚を大切にするのだと、下のように裏地を決定していきました↓。

裏地(ブルー):エステルポプリン、ポリエステル/100%、日本製。裏地(パープル):ラメツインクルサテン、ポリエステル/60%、ナイロン/40%、日本製。

やや奥が深い選び方をしたと思います。

それには、まず右側のパープルからの解説が分かり易いでしょう。

上述のように、ツヤある表地の白ベースは非常にエレガントです。

よって同じ程度にかなりツヤを感じるような衣装生地のパープルがしっくりきました。

カラーはパープル以外でも多数可能性があったかもしれません。

一方左のチャコールに対する裏地は。。というのが少し複雑な経緯があります。

リントン生地のチャコールはおそらくなのですが、混率不明ながらもウール混、もしくはウール100%だと予想します。

ガサッとした風合いには同じような天然素材のガサ付いた裏地が似合うと考えました。

麻/100%・毛/100%・綿/100%などが候補なのですが、ここでもう少し冷静になります。

あまりにもぴったりに素材感を合わせ過ぎて、同じようなガサッとした綿/100%を裏地として選択したとします。

そうしますと、表地がより一層カントリーっぽくなってしまい、本来の高級生地の価値と見かけがあまりにも釣り合わなくなると考えたのです。

そこで、天然素材にも馴染むようなガサッとした風合いも持ちながらツヤもある、ポリエステル素材の「エステルポプリン」がベストマッチであるというところへ行き着きました。

「エステルポプリン」の融通性:エレガントとカジュアルの橋渡しのような中間的存在であると考えます。

つまり、バランスの良く取れた素材「エステルポプリン」は「リントンツイード」の田舎っぽさを解消してくれる役割があると解いたのでした。

さらに、ブルーとピンクをバイカラーで使うことで、色の偏りを中和しました。

あとがき

結局のところ、ピクチャレスクがしたい「エレガントの表現」というメインスタンスへ近付けていると考えていただくと分かり易いと思います。

つまり、本来カジュアルなイメージがある素材でも、もともとエレガントに感じる素材でも、すべてを「エレガント」な方向へ特化したいということなのです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

かつて毎日の通勤で見かけた抜群のおしゃれ度の人物。。シャツに特化し柄に特化した二重の絞り込みが反対に豊富さを生んでいた【396】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

かつて毎日の通勤があった頃の時代のことです。

ほんの5分程度地下鉄に乗った片道20分程度の通勤の毎日。

その5分というわずかな時間に、とんでもないおしゃれさん(男性)に遭遇する時期がありました。

永続的なものでは無く、異動や退職など変化はあるもので限られた暑い時期のことでした。

上下のスタイルをシャツと短パンというアイテムで決め、日々柄や色をチェンジするスタイルとお見受けしました。

時にベルトや靴が変わりますが、全体の軸のテイストは固定されていたのです。

ベルト1つにも表情の違うメッシュが複数展開され、なかなか見かけない抜群のおしゃれ度の方だと思って椅子に座りながらお顔以外をジロジロ見ない程度に拝見していました(つもり)。

ラフなイメージの短パンは、卒なく上品に通勤着らしくまとめられていたのです。

このたびは、あの衝撃的な感動を呼び起こし、シミュレーションをしながらなぜ固定されたスタイルなのにおしゃれだと感じたのかをひも解きたいと思います。

長袖シャツのみに特化し片寄せ固定、敢えて3柄を同じ分類の柄で展開したワードローブがかえって豊富さを感じた絞り込みの魔力

実は、すでに同じような内容を「着回し型」VS「特化型」という切り口が違う比較の回【164】で投稿済みです。

よって、当記事では「特化型」の方だけにフォーカスしてまいります。

3点でも随分豊富に映る同じ柄の分類を少しずつ違いを見せながら展開していくのです。

まず、アイテム長袖シャツに固定(こちらも特化です)しまして、1つ目の特化を3展開の柄で示していきます↓。

タータンチェックに特化した展開:赤系・イエロー系・グリーン系とそれぞれの持ち味がある1点ずつが貴重。

ここには、私の趣味嗜好も入っていますが、ブルーに特化したチェックの種類違いでもまた新しい別の展開になり得ます。

抽象柄に特化した展開:どれも抽象柄らしいものですがそれぞれ別物という程の違いが明確です。
モノトーン花柄に特化した展開:特化項目が「モノトーン」「花柄」と2つもあることで、より深い絞り込みに。

これらを毎日順番に着ていくと、不思議なことにバラエティー豊かな印象を与えます。

あとは、柄や色の選び方だけ。。少しずつの柄の大小の違いや柄の形の違いの緻密な区別は、丁寧で静謐な印象をもたらすものではないでしょうか。

あとがき

冒頭のおしゃれさんは、非常に重要な事を教えてくれたと思います(お話さえしていませんし、知らない人ですが。。)。

ここまでの極端さを敬遠されるのであれば、反対にアイテムを展開させ、すべて黒無地でも拘りが色濃く映り素敵です。

このたびのシミュレーションはほんの一例、独自のアイデアに落とし込むヒントになればと思います。

こうしてたった3点でも豊富さを感じることで、数多く持つことだけが「豊か」ではないことをしみじみと感じてくるのではないかと思うのです(^-^)。

書き手:ピクチャレスク

ハンドメイドバッグの撮影背景を白から黒へ変えた2020年、ミステリアスで高級感ある世界観は不明瞭さも生む【130】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ハンドメイドバッグをデザイン・製作・販売する過程で、最も苦手な部分、それは撮影です。

完成後のプロモーション作業の1つになることで非常に重要なのですが、事業スタート時点からかなり苦戦してきています。

ネットでの販売というのは写真の写し方、良い映りなどが物を言います。

これに失敗すると、商品に注目してはもらえない厳しい分野であると考えます。

それでも苦手は苦手、その苦手な意識が一層技術向上の足を引っ張るのです。

このたびは、これまでの白背景から黒背景に変更した2020年の記録を綴ります。

当ブログ記事は、最初の投稿の2020.06.08からおよそ5年後の2025.05.12にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしています。

なんとその後、再び白に戻した2025年現在。

そんな流れがあった理由と共に2020年の白から黒への大きな変化の利点を発見したことも含めて背景色がどうあるべきかの考え方についてお伝えできればと思います。

白背景が一番という考え方は正解、しかし世界観の演出として黒背景は高級感やミステリアス感が高まるという発見

最初に白に背景を持ってきていた理由は、「白が一番見やすい」との情報からです。

よく分からない分野で苦手な分野ではあるのでそういった情報を信じてそれなりに納得してきました。

白レンガの背景:日本製の良い作りの壁紙。「楽天市場」の「壁紙屋本舗」様にて購入。縦の長さは1m。
変更後の黒の壁紙:黒レンガは無かったので黒の無地ライク(少し柄あり)を選択。実際はチャコールです。

白背景と黒背景との切り替え時期にちょうど写真が2種存在していたことから、比較したクリップを作りました↓。

白背景と黒背景の比較(白ベースの巾着バッグ):白ベースより黒背景の方が高級感を感じます。実際に高級生地。

高級生地を扱っていた時期であったことも、黒背景の良さが分かるきっかけに。

黒はぐっと凝縮され、閉じ込められた感じが「ミステリアスな世界観」のようなものを作ってくれると感じました。

ハイブランド様がこぞって黒ベースのパッケージであることも、高級でミステリアスなハイレベルな位置付の「証:あかし」としてのものでしょう。

その後、グレーイッシュな黒から更に真っ黒にもしてみた変遷がありました。

ただ、実際に黒背景で撮影してどんどん感じてきたことは、肝心な商品の不明瞭さだったのでした。

こうして、ピクチャレスクとしてはどう示していきたいのかの答えが明確になっていきました。

「白背景に戻そう」そう決意を固めたのは、「現実を実直に伝えたい」という意志表示が一番強くあったからなのでした。

あとがき

2020年の夏手前の同じ時期から準備し始めた、「本物志向のレンタルジュエリー」のジュエリーの撮影もハンドメイドバッグと同じ黒背景で始めました。

やはり、ジュエリーも同じで、確かにミステリアスではありながら、不明瞭さがかえって詳細が分かりにくく十分に伝えられていない結果になっていると感じたのでした。

そして2022年夏には、シルバーグレーの背景へ変更したジュエリー撮影。

更に、2025年夏には、初のジュエリーの白背景へ変更しようと考えている2025年5月現在なのです。

最初の画像のレンガタイプは、凹凸感を出すためにグレー色が使われている壁紙でした。

よって、ハンドメイドバッグの撮影で白に戻した際も、レンガタイプではなく真っ白に近い無地ライクを選択しました。

画像の明るさを調整することも多く、明るくすると周りが消え、レンガの一部がグレーの「シミ」として残るという事態に。。

そのシミは結局画像処理で消すという余計な手間も生まれました。

こうして撮影も奥が深いものなのでした。

自らの事業の方向性を考えて背景も決めていったその決断は正解だったと思います。

ピクチャレスクのバッグは、ミステリアスな世界観よりも「クリアで分かり易い伝達」を重視したスタイルであるということになります(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

ドーム型バッグの型紙の底ラインがカーブであるべき理由、実際の型紙でのシミュレーションがそのヒントをくれた【129】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

1980年代後半から好んでいたドーム型のバッグは、ハイブランド様が最初に作られたものだったと思います。

アパレル業界の「トリクルダウン」構造により、他ブランド様にも浸透。

一世を風靡したデザインでもないことから、かえっていつの時代の流行の中でもニッチな存在として持てたのでした。

ただ、本革レザー製のハイブランドバッグは内貼りが合皮であったことがほとんどで、その後劣化し手放すことになっていったのでした。

そのなつかしさと自らの好みから、布製でこのドーム型を作ってはいけないかとトライしたのが2019年でした。

ハンドメイドバッグ道の2007からはおよそ10年後のこと。

そこで、とても不思議であり当たり前でもあった物理的事情を知ることに。。

このたびは、ドーム型バッグの底のラインに注目し、型紙でそのデザインの正解に近づくための理論をシミュレーションしていきます。

つまり、ドーム型の正しい底のラインは型紙ではどのようなラインなのかという点に迫ります。

実際は、完全解決はできませんでしたが、そのための試行錯誤は大いに意味があったことです。

決して完成品では語られることなどない製造の裏側のような部分、是非興味深くご覧いただければと思います。

まっすぐな底ラインでは出来上がりの両サイドが反ってしまうドーム型バッグ、地面に平行になるための型紙の修正

2019年に製作のドーム型バッグ:いずれも両サイドの底周辺が反ってしまいます。このラインは型紙に問題あり。
初期の型紙:ドーム型なのだからこの型紙を最初に作ってしまうと思います。ところがこの型紙は不正解。

なんとなくではなく、はっきりした理論で理解するために、型紙のみでシミュレーションをして修正してみたのでした↓。

型紙で両サイドを重ね合わせた底のとがったライン:当然出来上がりは反るに決まっているとこれで分かります。

平面(地面や机)に対しての尖り構造はぐらつき不安定であるに決まっているのです。

ただ、布製の融通さも相まって作り上げてしまえることで、長い間なかなか気付くことができなかったのでした。

型紙のとがった部分の除外作業:1枚を左右対称に折り、底の真っすぐラインから飛び出した部分を削ります。
削除後のラインのシミュレーション:作図した通りにハサミでカット。右は再び重ねて底の水平ラインを確認。

写真の映りが悪いですが、右の写真は型紙上ではまっすぐラインに重なったことが実現しています。

出来上がった修正型紙:変な形ですが、これが物理的な現実に近づいた姿。しかし2か所の尖りの解消が必要です。
修正後の型紙:2か所の尖りを更に緩やかにした再修正型紙:これで理論上は解決したはずなのですが。。
再修正後の型紙で作ったドーム型バッグ:かなり解消されましたが、反りが完全解消ではなく尖りも残りました。

ここで更に、理論上の正解が実際の正解ではないことを知りました。

完全に解決はされなかったラインの問題、残念ながら最後まで未解決のままこの製作から離脱したのでした。

あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2020.06.01からおよそ5年後の2025.05.11にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。

最終的には完全解決が出来ず撤退したドーム型バッグ、私ではこれが限界でしたが、途中の物理的な現実と想像のみのギャップは重要なノウハウでした。

意地でも最後まで解明していく気力を持つには、もともとこのドーム型バッグを考案していなければできなかったこと。

最初に考案のハイブランド様は独自の考案という最強の基盤があったと思うのです。

ある意味、この撤退も相応しい行動であり、その後自ら考案することの本当の意味での強さと大切さを持つようになっていきました。

このたびのような完成型まで行かなかった途中段階であってもあえて記録に残しました。

「バッグの底は、出来上がり自体が必ず水平であるべき」という鉄則のようなものだけでもお伝えできたかもしれません。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

「子供」「大人小さめ」「大人フリー」の3サイズから選べる、マスクを心地よく付けられるサイズ展開の工夫【128】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2020年4月頭のこと、最初に勤めたアパレル業界の会社の同期の友人からの声掛けで企画したマスク製造・販売。

その後、お客様からのフィードバックによって新たな動きがありました。

それまでは1サイズのみであったことから、子供にも対応できる小さめやお顔の寸法の違いによる大小を区別する型紙を作ることに。。

お客様としてご購入いただいたのも友人でした。

様々な友人にこのような活動の機会をいただいたことに感謝したいと思います<m(__)m>。

さて、このたびは、振り返ればおよそ3か月間のマスク企画の期間の中では中間期と、その後時々マスクを外すシーンが出てきたことからのケース付きまでの変遷を綴ります。

当ブログ記事は、最初の投稿の2020.05.29からおよそ5年後の2025.05.10にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

2025年から振り返ればあっという間のマスク製作期間の数か月でしたが、この活動をしたことでのアウトプットの感触や、反対にいただいたフィードバックの貴重さがありました。

マスク企画に対しては最後にもう1投稿ブログ記事をアップしていますが、その内容にも少し最後の方で触れながら、マスク作りの中間期の変遷を「事業視点」からお伝えしたいと思います。

お顔に気持ちよくフィットするサイズ展開・暑い季節の不快感の解消、「心地」の部分にフォーカスしたマスク製作へ

さて、長引く「コロナ」の影響で、季節も移ろいます。

結局はゆうに盛夏までも収束の兆しが見えない広がりだったのでした。

そうした時に、仕事仲間が考案してくれた「夏素材」。

夏らしい典型的な「麻」素材を季節の変わり目の5月末に、ラインナップに追加したのでした。

もともとデニムに特化した「おしゃれマスク」としてスタート。マスク用にあえて調達した新しい生地の写真です。
上の写真の並び順のままズーム:右下のコードレーンのベージュはポリエステル/100%ながら涼しく感じる素材。

コードレーンのベージュは、サッカー素材であることに伴いクールに感じるメーカー様独自の加工によってまさに夏向きのポリエステルなのです。

裏地の麻テレコニット:優しい肌触りの元は肌着素材のライトオフベージュカラーで、すべての裏地に使用。

ただほんの希に、右下のように在庫生地の麻/100%も裏地に利用したことがありました↓。

柄マスクの左右対称:コスパ重視が基本ですが、やはり心地良さを感じる見かけも重要。

ハンドメイドバッグ製作のノウハウから活かされたのは、ハギ目の左右の柄の対称の調整でした。

上のトリコロールボーダーの裏地は、イタリア製の高級生地。

ストライプをボーダー向きに使用したもので、段差無くぴったりに左右に揃ったその気持ち良さも大切です。

ハンドメイドバッグ用のストックからは、綿/100%か麻/100%のみを利用したのでした。

夏向けのマスクのラインナップ:右下のストライプのみ綿/83%、麻/17%の混合。それ以外はすべて麻/100%。
型紙の複数展開:最初は左のみの均一から、右2種を追加。子供は随分サイズが小さくなります。
試作品のサイズ感:モデルは私なのですが私の顔は「縦が短く横幅が広い」という特徴があります。

さて、ここからが更なるサイズ展開の変遷です↓。

大人の大きめサイズを追加:お顔がビッグな方には最適ですし、面長なタイプの方もたくさん覆われる安心感。
マスク企画の最終製作:マスクを使用していない時にトレイとしても使える共布ケース付き。

あくまでも企画者の立案であり、実際の所本当にこのケースが使い勝手があるのかどうかです。

某ハイブランド様もマスクケースとしてプラスチック素材でご提供されている様子でした。

あとがき

何事も「撤退し時」のキャッチが難しいものです。

2025年でもいまだに、「コロナの時のマスク用の生地」として生地在庫が販売されているのをよく見かけます。

不安からついつい多めに調達してしまう心理もあったかと思います。

4月頭にマスク作りに早期着手したことは正解、まだ大手様の量産が追い付かない時期だったことがその期間は受け入れられたのだと思います。

ただ、その3か月後の6月くらいからは、もう我々の出番などありませんでした。

すべての「流行」には必ず盛り上がりと衰退があることをちゃんと実体験として感じたのでした。

安定的に低価格で日用品のマストアイテムとして、大手様の量産によるマスクの共有が安定していったのでした。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

黒と茶のボーダーパッチワークバッグ3点、車のシートベルトのツヤと整然さを活かしベクトルは瀟洒な方向へ【127】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

日常的な素材のシートベルト、車通勤の方の場合、毎日触れている素材であることも。。

まさにこのシートベルトそのものを素材として、このたびバッグを3点同時製作しました。

当然ながら幅はせいぜい5cm程度、こちらをボーダー状にパッチワークに繋げてシートにするという作業が入ります。

この製作で、様々な金属パーツの材料にお世話になったり、自ら共布で作ったパーツもあり、3点それぞれの特有な「機能」が見どころとなりました。

黒1点と茶2点のシートベルトバッグ製作、イメージに浮かびやすい面積の広い生地以外の材料の可能性をお届けできればと思います。

ごついイメージのシートベルト材、並べてパッチワークボーダーバッグ3点に仕立てたその姿はどれもエレガント

表地(左が黒右が茶):シートベルト、ナイロン/100%、日本製。「トーキョービニール」様にて購入。
3点のバッグの内訳:左(上)の黒は内1点をトートバッグで製作。右(下)の茶はリュックと書類バッグ。

シートベルトにも織り方の違いがあり、表情の違いがあることを知りました。

裏地(左から①トート②リュック③書類の順):①濃ピンク:ラメツインクルサテン、ポリエステル/60%、ナイロン/40%、日本製。②オレンジ:①と同じ生地の色違い。③茶:レザーエンボス、ポリエステル/100%、日本製。
パッチワークシート作り(裁断):幅は違いますが、5cm巾の型紙を作りまして、長さ通り正確にカットします。
黒のパッチワークステッチ:通常の布よりもある意味簡単、接着芯も無し、片方の端のみを縫っていくだけ。
茶色のパッチワークステッチ:黒の方は印付けをしましたが、茶のこちらは織り線を引用し印無しでステッチ。
黒の方のパッチワークシートの完成:ツヤが集結することで非常にエレガントに。右下は裏面の姿。

こうして見てみますと、1ステッチのみでつながったベルト同士は、少し頼りないという印象を始終感じてしまいました。

マチのカット:①トートと②リュックは本体をくり抜いてマチを作るやり方なので左右をこのようにカット。

決して絡み合った織り目構造ではないことが窺え、凝縮している姿こそが強度、亀裂などが入ってしまうと脆いのではないかという奥に隠れた事情を感じることができました。

①の取っ手の縫い付け:表地と裏地の間にベルトそのままを平たいまま挟み込みします。
③の立体型ポケット(マジックテープ式):初の試みでありまして、取り外し式の「ポーチポケット」です。
「ポーチポケット」の設置:底に接触するような位置にマジックテープで設置。重くなっても底に支えられ安定。
入口の留め具のデザイン:①②③すべての入り口留め具の比較をしていただけます。
取っ手の持ちやすさのための部分折り:よく既製品で見られるスタイルです。①②③すべて共通です。
金属パーツ:③のDカンタブ(左)。②のショルダーのベルト調節機能(下)・ひも通し用片面ハトメ(右上)。

「片面ハトメ」の横の裏地のオレンジパーツは「共布ストッパー」です。

美しいフクレ織り:生地名には「フクレ」というワードは使われていませんが、この加工の仲間だと思います。

この美しい立体的なキルトのような加工は、ポケットによりハリコシを出して美しいものにしてくれました。

ということは。。ハンドメイドキルトをかけることで、よりスタイリッシュに仕上がると見込めるのです。

完成の3点(横にオープン):③のみ姿は変わりませんが残り①②は形状が変わります。
完成の3点(クローズ):「どこんじょパッチワーク」と名付け、その緻密な手間の意気込みをネーミングに表現。
①トートバッグ(黒シートベルトパッチワークボーダー):<サイズ>縦29cmx横33cmxマチ18cm。
②リュック(茶シートベルトパッチワークボーダー):<サイズ>縦34cmx横33cmxマチ18cm。
③書類バッグ(茶シートベルトパッチワークボーダー):<サイズ>縦33cmx横41cmxマチ7cm。

あとがき

さて、この3点大変美しく完成することができたように感じますが。。

実はコスパは非常に悪いものでした。

もともとここまでシートベルトをたくさん使った企画というのが、「困った状態」であったことでした。

ですから、原価云々よりもせっかくの材料を惜しみなく使うという点だけに焦点を当てた選択をしたのでした。

今後のアパレル業では、こうした原価に伴う利益の拘りを捨てることも一部必要なのかもしれません。

そうなると儲け主義だけではとても成り立たない、本当に心からここに携わりたい人だけがやがて残っていくと考えます。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

<人間関係>「時間のゆとり」は相手に差し上げた、その代わりに長い期間を経てやがては「信頼」をいただけた【266】

アイキャッチ画像266

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

1つ前の【265】に続きまして、当記事の【266】もタイトルに<人間関係>という言葉を「サブカテゴリー」として加えました。

1つ前の記事の【265】と当記事の【266】の掲載写真や、下に貼りますYouTubeの背景動画ははぎれのミニポーチ製作。

通常なら<はぎれ>のカテゴリーに入れるのですが、お話している内容がビジネス寄りの事が中心。

メインカテゴリーを<事業>に設置するという特殊な構造をこの2投稿のみ試験的にやってみました。

ただ、感想としてはやや混乱を招くと感じましたので当【266】をもちましてこの構造は終了します。

さて、前回の【265】では、「陰口」と対極の「陰褒め」をご紹介、今後の未来の展望が明るいお勧めのコミュニケーションであることをお伝えしました。

このたびの【266】では、「時間」というギフトを相手に送るという内容です。

その結果得られるものとは。。人間関係・ビジネスにおいて最も重要であること、「信用」「信頼」の種を蒔くのが自分であるというそんな内容です。

時限のある仕事の経験から、「時間のゆとり」をできるだけ相手に与えるよう心掛けた結果得られたものが「信用」

使用生地(表地・裏地共通):コーティングプリント目止め加工、ナイロン/100%、日本製。

イエローベースの暖色系小花柄が親しみやすくかわいらしいです。

メイン製作では、投稿の【115】でビジネス用の外回りの書類バッグを製作。

このたびのエピソードにちょうど重なる点に何か因果関係すら感じます。

以前、会社で経理事務として外回りを毎日ある一定の数時間行う業務がありました。

輸入業の会社に勤めていましたので、貿易の諸手続きがありました。

「輸入決済」がある日は、銀行へ手形を差し入れ、コンスタントに輸入がある以上毎日のお仕事になっていたわけです。

将来は「AI」がとって変わる仕事になるだろうと思いますが、そんなお仕事を人間としてやらせていただけた時代。

しかしそこには、人間にしかできない体験があったのです。

「何時までに訪問」という決められた時限というものが結構あるもので、その後の処理がバトンタッチするかのようにどんどん他部署や相手先へ廻っていきます。

そうすると当事者それぞれが守るべき時限が出てくるものです。

その日に最後の部署が処理するには、何時までに差し入れるべき。。というような逆計算で決められた「時限」が存在しました。

決められた時限ぎりぎりにうかがうのか、それとも10-15分余裕を見て、さらには30分前、1時間前というような余裕を見ることをしてまいりました。

相手方は、タイトな時間にゆとりができて喜んでくれましたし、これを可能な限り負担のない程度で行っていました。

理由は特になく、ただお互いに気持ちが良いものであろうという考えからそうしていただけです。

時間の余裕がある時の相手方様の表情はもちろん笑顔、その笑顔に偽りはないと感じました。

そして、その笑顔につられるようにこちらにも伝播、これは互いに気持ちが良いことなのです。

そして、毎日毎日積み重ねていったその先には、「信用」「信頼」というものが生まれていました。

たまたまどうしてもぎりぎりの時限になってしまい、謝りながらの書類差し入れ。

これが「いつもいつもぎりぎりな場合」と「いつもはゆとりを持った中でのたまたま」というのは大きく違いました。

そして、こんなことも。。

うっかりミスをしてご迷惑をかけてしまった時や少々お願いしたい頼み事がある時、この時間のゆとりを相手に与えてきた積み重ねが効果を発揮します。

ミスを快く許していただけるのも、頼み事を受け入れていただけるのも、今までの、小さなゆとりをGIVEしてきた結果ではなかったかと。。

勤務時間内に起こり得る人間関係がある中で、最も本質的なことがこういった日常の中にあるのです。

知識・技術ではない最も身近にある、もっと道徳的なことが結局仕事でも一番に大切だと考えたエピソードでした。

「コスメケース3点セット」の完成:<サイズ>左から反時計回りに、縦7cmx横9cmxマチ2cm/縦3.5cmx横15cmxマチ無し/縦5.5cmx横7.5cmxマチ無し
蓋をオープン:「コスメケース」というのはサイズ感の分かり易さのための仮名称。入れる物はユーザー様の自由。

あとがき

こうした物理的ではない「観念」のようなもの、特に大切にしています。

名も無き1端の事業者がどうやって事業を理解してもらえるのでしょうか。

そのヒントがこのたびのエピソードの中にあったと思います。

そう考えると、勤務時代に良いことを得たと「信用・信頼を得るすべ」を「宝物」のように考えています(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク