ヘマタイトの本当の価値はこれじゃないのか、プラチナやホワイトゴールドのレベルに並ぶクールな仕立ての結果たどり着いたゴール【374】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「ヘマタイト」という天然石をご覧になったことがありますか。

シルバーカラーの天然石で地金にとても馴染みます。

一番最初のヘマタイトとの出会いは贈答品のネックレス。

丸いカットが一部に使われていたのでした。

その時は、贈答品になるほどなのだから「コスチュームジュエリー」のレベルだととらえていたのでした。

その後時はパワーストーンブームへ。。

2010年代の前半にいろんな天然石を知り、その中でヘマタイトも見ることになりました。

その時に、驚いたのです。

美しいカットのヘマタイトに出会ったことで、カットの仕方で随分印象が変わるものだと思ったことです。

よくあるラウンドカットにはなかった魅力が、四角いカットに見ることができたのです。

そうして、一気にヘマタイトやパイライトの「鉄」のようなイメージの天然石に目を向けるように。。

そして、ヘマタイトもパイライトも自作でネックレスを作るに至りました。

このたびは、ヘマタイトで作ったショートネックレスの魅力をお伝えできればと、キューブ型カットが非常に美しい連で自作したネックレスとブランドジュエリーとを組み合わせたセットをご紹介したいと思います。

ヘマタイトの魅力を最大限に、四角フォルムでそろえたクールなセット

〇ネックレス:5mm四方のキューブカットの「ヘマタイト」のショートネックレス。留め具はK18WG。36cm。

「チョーカー」と呼ばれるショート丈が首に沿ってクール。

このキューブ型のきらめきが魅力です。

余計な色を入れないからこそカッコイイのです。

留め具を18金で設置という点に、ヘマタイトへの価値の置き方を見てもらえると思います。

〇ブレスレット:文字盤ががスクエアな形の「グッチ」ブランドの時計。1990年代後半リリースのもの。
〇リング: シグナチャー彫り、2本線はK18WG、黒部分はセラミック製の「グッチ」ブランド。10mm巾。18号。 

セラミックの流行の2010年代の品物です。

時計の黒の文字盤にリンクしたセラミックの黒カラー。

細かい地金部分にK18WGを使われたところに、「グッチ」様の地金への真摯な向き合い方を感じます。

そして、すべてを同時付けすると、このように↓。。

3点セット:「スクエア」が整然と目に飛び込みます。「粋:いき」ということの表現の1つです。

あとがき

10万以内の定価でも十分に魅力的で価値が感じられるハイブランドの時計。

時計のお値段はどこまでも無限で、お屋敷1つ分までにも及ぶ範囲があります。

素敵な価値ある範囲内のこのレベルで十分高級だと思います。

もっと重要なことは、時計を含むその他のジュエリーとの組み合わせで、お洋服とのコラボだと思っております。

それ1点だけの価値は、もうすでに製造者であるハイブランド様が追求済みです。

有難く取り入れさせていただいた組み合わせの工夫は装う者に委ねられます。

元ある品物の価値が活きるのもその後の組み合わせと装い次第なのです(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

1本では平凡なスネークネックレスを段差の2連でボリューム感を出した、様々なネックレスの重ね付けに引用できる同じチェーンの段差【372】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

これは1つの考え方として受け止めていただきたいのですが、ジュエリーはブランディングが入りこむ余地が無いほどの価値があると思っております。

その価値自体がジュエリーとしての価値ということなのかもしれません。

ブランディングがもはや関係のないほどの美しさながあるからです。

このたびは、特に高価でもないステンレス製のネックレスのアレンジ方法として、「段差重ね付け」というご紹介を致します。

エキゾチックな雰囲気が出来上がるのはすべて天然素材のおかげです。

高価過ぎないところが遠方へのお出かけなどに装うには是非お勧めしたいレベルとなります。

スネークチェーンの全く同じものを留め具の一部を省略したアレンジで段差を付けた

〇ネックレス:段差違いの2点。共にステンレス製(無刻印)。長い方は44cm、短い方は43cmとわずかな段差。

この差を作ったのは実は私です。

写真には写っていませんが、もともと調整の為なのか余分なリングが留め具の横に左右1つずつついていまして、それを両方外したのが短い方です。

〇ブレスレット:「梅花玉」という名前の天然石くり抜きバングル。火山岩のオブシディアンや黒曜石の仲間。

グリーンと紅色のコントラストが非常に美しいです。

自然の風景がそのままバングルに溶け込んでいるかのような作り。

実際は大きな鉱物をくり抜いてこれが出来上がったということになります。

こうした様々なくり抜きバングルを集めたのが2010年代のこと。

特にその中でもこちらは個性的でした。

翡翠の仲間みたいに見えますが、柄が入ることがいかにも自然で、意図的に描いたものではない不統一さと複雑さがかえって「天然の証」のようなものになっているのです。

〇リング:シルバー925製のマーカサイトリング。柄はスネーク風な抽象柄。サイズは13号程度。

マーカサイトは925との相性がとても良いです。

ネックレスのスネークを意識した編み込み柄が相性を感じ選択。

4点セット:エキゾチックな雰囲気でまとまりました。わずかな段差の2連の隙間が美しいです。

あとがき

このたびの、「段差」表現は、長さを替えていろいろ展開が見込めます。

とにかく立体感が演出できるのでより「おしゃれ」に映ります。

そして、さらにもう1本追加の3連も大変美しく、バランスを正面全体にとったロングチェーン。

間が5cm(チェーンとしては10cmの差)の3連などが特に立体感が増します。

こうして、ただ1つのアイテムだけで考えるのではなく、複数の組み合わせや、その「空間」が形作る隙間の美しさも工夫の1つになるのです。

ある一定のレベルがあれば、特に効果ではなくても十分におしゃれにジュエリーが付けられることの例として日常使いに是非この段差の考え方を取り入れてみて下さいませ(^-^)。

書き手:ピクチャレスク

ここまでやることが「とことんこだわる」ということである、「四角で透かし」を全く同じブランドだけで組み合わせたシルバージュエリー【371】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ハイブランドジュエリーの中では、地金を本物でこだわっているようにお見受けします「グッチ」様のジュエリーが素敵だなと思っています。

このたびは、この「グッチ」ブランドのアイテムだけを集めた組み合わせで作っていく、装いのこだわり方の一例をご紹介したいと思います。

「四角」と「透かし」の2つがキーワード、良い意味で縛られた中で集めていったハイブランド1社のみで作るジュエリーコーデのその先

〇ペンダント:角々しいステンレス製のボックスチェーン70cm。トップは、23mmのシルバー925製。

1990年代後半のトップだけの商品でした。

当時多く見られた類似品の中ではこれがダントツにおしゃれだと太鼓判(勝手に)のモデルです。

〇ブレスレット:スクエアの透かしブレス、925製。長さは、留め具含む20cm。1マスが縦18mm程度。

1パーツが存在感あるサイズとなります。

おおよそ1.5cm以上は大ぶりの領域と言えるのではないでしょうか。

もう今はなかなか見つけられないレアアイテム。

もともと数が少ないのだと思います。

〇リング:窓のようなイメージのグッチのスクエア透かしリング、シルバー925製。サイズは14号程度。

同時期に類似品(模倣品)を格安でネットで見つけたことがありましたが、実はそちらが先に購入で、本家を後から知ったのでした(^_^;)。

比べ物にならない作りです。

窓のくり抜きの真っすぐさは、本家に及ぶものがありません。

3点セット:すべて「グッチ」ブランド。ペンダントチェーンのステンレス以外はすべて925製。

遠目で見た時の圧倒的なすっきり感、同じ四角の透かしがすべての違うアイテムに引用された組み合わせ。

この整然とした感じを「垢が抜けてすっきりしたさま」いわゆる「粋:いき」を作ります。

あとは、「観念」というものがありますが、1つに「固定観念」があります。

「グッチ」ブランドのロゴのイメージはどちらかというと四角い形です。

この四角の勢ぞろいを見て、精通した方は、「グッチかな」と思ってくれます。

その予想を裏切らない、その通り「グッチ」ロゴが刻印に実際にあるということがそのシーンを盛り上げます。

決して一人で楽しむ範囲にとどまらず、外に身に付けていけば誰かと「共有」することになるのです。

この素晴らしさはまだまだなかなか語られないことではありますが、1つの「コミュニケーション」と言えはしないでしょうか。

おしゃれは人間関係におけるコミュニケーションを作るほどの重要な「観念」なのだとお伝えしたいと思います。

あとがき

ハイブランド様のジュエリーは数が豊富であるということは決してないと思います。

量産品のようで量産品とまではいかない生産数といいますか。。

素敵なアイテムを見つけた時には、それ1点だけではなくて、全体のお洋服も含めたコーデのイメージで選んだり判断したりしてみてくださいませ。

たとえ同じものを誰かが持っていたとしても、組み合わせまでが全く同じという確率はほぼゼロでしょう。

またとない1アイテムの活かし方は工夫とセンスにあるのです。

センスと言っても決して難しいものではなく、どうしてそれらを組み合わせる決断をしたのかの理由が明確であればベースの部分はすでに出来ています(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

まるで大地のように包み込むような優しさのブラウンカラー、「サンストーン」を取り入れたマルチストーンジュエリーの装い方【370】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2010年代に「パワーストーンブーム」なるものが到来。

もとは石ころだったかのような扱いの鉱物に付加価値を付け、ジュエリーとして装う文化が生まれました。

この波にはぷかぷかと浮くほどの乗りようでして、随分天然石にはまりました。

この世で5,000以上もの種類の鉱物があるという書誌からの情報があります。

そうしますと、よく宝石に登場する有名な誰もが知るストーンは超有名どころであり、まだまだ隠れたニッチな存在の素敵な天然石があるということになります。

ここ近年は比較的知られてきたストーンだと思うのが、「サンストーン」。

「サンストーン」との初めての出会いは、茶色の天然石を探していたところからの発見でした。

このたびは、優しい大地のようなカラーのサンストーンを中心にして、シルバー925やステンレスと共にエキゾチックな世界観あふれるジュエリーの組み合わせを作っていきました。

サンストーンのペンダントトップとその他の茶系マルチカラーの配置で作った丸みのある組み合わせの完成

5点セット:ペンダントは楕円の重ね付け、ところどころに茶色が登場しています。
〇ペンダント:長い方はトップがマーカサイトの幾何柄の楕円の925製。90cm。短い方はトップがシルバー925台の楕円形のサンストーン68cm。いずれもチェーンはステンレスのフィガロ。
〇ブレスレット:サファイア中心のALL天然石マルチカラーブレス。タンブルカットと呼ばれる俵形のサファイアのマルチカラーの間にステーション的にサンストーンの真ん丸が入る配置。シルバー925の留め具含む20cm。 
〇リング:2点。共に茶色瑪瑙(メノウ)で、サイズは共に15号程度。

ブレスレットの中にもサンストーンが入り込んでいます。

サンストーンは横に細かい線が時々入りますので、類似のカラーからの見分けはこの細かい横線が目印です。

茶色中心のカラーは、お洋服でもそうなのですが田舎っぽくなりがちです。

これをいかにお出かけ用に装えるかはお任せくださればと思います。

お洋服では茶系は柔らかくなり過ぎるのですが、色をしぼり、このたびの茶系マルチカラーのジュエリーの配置で「クール」に寄せる工夫をします。

あとがき

このたびのセットの中でブレスレットが自作品です。

石屋様で多くの連の中から探し出し、つなげて作り上げるのですが、選ぶ時がやはり大きな1つのポイントです。

例えば、冒頭で綴らせていただきましたように茶色のストーンを探すということであれば、カラーを主体にして茶色のストーンが集まった中から選ぶと比較的見つかりやすいです。

その他、丸だけでなく、キューブ型やタンブルカット(楕円みたいな形)やタンブルカットの多面カットなどの発展バージョンの美しいカットもあります。

そういった検索が可能な「ケンケンジェムズ」様はご紹介するに相応しいネットの石屋様です。

留め具をつなげることさえ習得すれば(友人からの教授とYouTubeからの教授)、思うようなストーンをアレンジすることができます。

組み合わせは無限だと思います。

同じストーンでもそれぞれ人間一人一人の解釈の仕方も違うので、その点が面白い所だと思うのです(^-^)。

ブランドロゴのジュエリー同士の複数の組み合わせにおいては、1ブランドに絞るのがかっこいいことの証明【369】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「メンズライク」という言葉が好きです。

あえて、スラックスに目を向けたり、20代の頃デニムが流行した時代には、メンズのネクタイ(ピンクの水玉柄)も購入してみたりしたことがあります。

このたびは、「牙型」といういかにもカッコイイデザインのツインのペンダントを「エンポリオアルマーニ」製でご紹介し、3点セットに組み合わせた装いをご提案したいと思います。

作りの良いコスチュームジュエリーの域を超えたクールなデザインは「エンポリオアルマーニ」ならでは

古着ライフの中で、お洋服のほとんどが「アルマーニ」でワードローブをまとめています。

すべて古着なのですが、「ジョルジオアルマーニ」「エンポリオアルマーニ」「アルマーニコレツィオーニ」のいずれかを選んで上下を組み合わせ。

これは私の感想ですが、古着の中でもバッグやベルトやジュエリーの小物類も大変充実していまして作りが良いと思います。

〇ペンダント:「エンポリオアルマーニ」のロゴ入り牙型ペンダント。4cm程2つ共ステンレス製。80cm。

躍動感を十分に出すために元は、60cmくらいのチェーンを80cmの別物に替えました<m(__)m>。

丸紐部分も本革レザーという作りの良さ。

2種のツイン型というのが他にはなかなか無い素敵なデザインで、このモデルを選ぶ理由でした。

〇ブレスレット: ステンレス製の喜平デザインのチェーン。長さは留め具含む20cm。

まずは、ペンダントチェーンと同じ喜平デザインのブレスレットを選択。

〇リング: シルバー925製の巾1cm程の平打ちリング。ロゴマークが点在。サイズは15号程度。

いろいろなロゴの配置の仕方があるこの手のタイプの中ではダントツに素敵だと判断したリングです。

3点セット:そのまま「アルマーニ」様のお洋服にはめ込むように付けるだけです。

あらゆるアイテムに合ってくるジュエリーだと思います。

夢が広がりますね。

あとがき

牙のモチーフ1つにしてもとても上品です。

それほど数が多いわけではない「アルマーニ」ジュエリー。

それでもお洋服中心のブランドとは信じられないくらいの作りの良さとセンスです。

バッグも現在3点ほど使わせていただいておりまして、「流行」というものを感じさせない永久的な使い勝手の良さがあります。

流行が気になってしまうと、限られた年数しか持てなくなるものでありますが、そんなことすら考えなくても良いところが「アルマーニ」様の小物の優れたところかと。

このたびのまとめとしましては、同じブランドだけでジュエリーの組み合わせをまとめることの素敵さです。

別のハイブランド様でも同じことが言えると思いますので、よろしければこの考え方を引用してみて下さいませ(^-^)。

「テレビショッピング」のペンダントトップがかなりハイレベルだと感動、有難く拝受し、その後の続きを担当させていただきました【364】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」という事業をさせていただいております。

開始当初の2020年からは何度も改良を重ね、現在は、18金やプラチナの高級地金と質の高い宝石のコンビの本格派ジュエリーのみが勢揃いのラインナップに変わりました。

ただ、開始当初に並べていましたシルバー925のジュエリーもとても素敵で、こうして記録には残してありました。

今後はラインナップには並びませんが、日常の装いをいかに素敵にしていくかのヒントになればとお伝えしたい気持ちがどうしても止みませんでした。

この度は、かつて大盛況の「テレビショッピング」の「ジュエリー」の分野にあった素敵なペンダントトップから始まり、3点セットを組み合わせた様子をお届け。

実際にテレビを見てではないのですが、ネット通販で見つけたものです。

「ショップチャンネル」様でした。

その洗練されたエレガントさは大きくうなづけるものであり、長年の人気の底力のようなものを感じました。

七宝繋ぎの透かし柄を引用のオリエンタルな雰囲気のペンダントトップは、まるで物語を織りなす「導入と締めくくり」のようなもの

〇ペンダント:スクエアがバイヤス向きの透かしの幾何柄デザイン、925製。サイズは20mm四方。80cm。 

裏面は空洞。

特にビッグなわけではないですが、程好い存在感で、非常に美しいです。

「ショップチャンネル」様のセンスの良さを感じます。

先にも後にもここまでのお品物に出会っていません。

〇ブレスレット:ベリー色は天然石「モスコバイト」の7mm四方のキューブ型。925製の留め具。18cm。
〇リング:925台のマーカサイトリング。リボンは1cm四方程度。
3点セット:この時にリボンがスクエアと相性が良いようだと気づいたきっかけがありました。

よく、記事にも書いていますが、これぐらいのレベルだと地金が金の60分の1程度の銀であっても高級感あるジュエリーに見せてくれます。

旅行とか遠出の際には、高級過ぎると不安が伴い存分にその瞬間を楽しめなくなってしまうかもしれません。

安心なレベルのこうしたジュエリーの出番は、意識がジュエリーだけには向けられないようなアクティブな場面にはもってこい。

高級地金のものは宝石と組み合わせてうんと高級ラインに、シルバー925のような親しみやすい地金は組み合わせも同じレベルで均一にした方が気持ちよく身に付けられると思います。

「抜け感」コーデにもこのラインが一番合わせやすいと思います。

あとがき

このたびブレスレットに登場の「モスコバイト」という天然石はまだあまり知られていないニッチなストーンだと思います。

このように、有名なストーンではない中間色の素敵なストーンが存在しているのに知られていないことが多いのです。

究極、合わせたいお洋服に相応しいストーンを探すことも可能な程の多種ぶりなのです。

お世話になった石屋様は、ネット通販の「ケンケンジェムズ」様です。

ありがとうございます。

2010年代前半に数々の天然石でネックレスやブレスを製作する中でよくお世話になった石屋様です。

今後も素敵なストーンをご提案下さいますよう。

この記事をご覧の方で自作をしたいということであれば、特に種類が豊富なのがご紹介の「ケンケンジェムズ」様です。

店舗では「genuine」様が質が良いです。

整ったビワ真珠(スクエアのぺたんこフォルム)やシルバークラスプ(フラワーの透かし)では「genuine」様に随分お世話になりました。

連物のネックレスやブレスは、YouTubeで作り方を丁寧に解説してくださっているアップ主様がいらっしゃいます。

何も技術がない状態から、友人から始まってYouTubeで随分学ばせてもらいました。

出来上がり品は希望と必ずしもマッチするものではないかもしれません。

納得いくものが見つからなければ、「自作」はその可能性が大きく広がりますので、是非(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

似て非なる2個の美しいオニキスペンダントの透かしコーデに登場するフィガロチェーンの役割【351】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

シルバージュエリーのお値段は、地金の18金やプラチナの60分の1ほどであると、ある時期の同時買取で分かったことがありました。

同じ装いのジュエリーなのに地金の価値がこうも違うのです。

とはいえ、シルバー925である「銀」が質が悪いのかというと大変美しい天然素材であることは間違いなく、オニキスとの相性も抜群。

むしろオニキスなら、18金やプラチナよりもシルバー925の方がバランスが良いですし、「ふさわしい」といった表現が良いでしょう。

このたびは、2点の類似のオニキスペンダントを重ね付けしながら他のジュエリーも寄せ集めてジュエリーだけの組み合わせを考えました。

特徴とするポイントは「透かし」です。

透かしの素敵さでもって、オニキスジュエリーの美しさがより高まるゴールを目指し懸命に考えました組み合わせを、是非ご覧くださいませ。

フィガロチェーンは透かしと相性が良い、重くなりがちなシルバージュエリーを軽やかに装う工夫

早速ですが、6点セットです↓。

6点セット:オニキスの黒と925とステンレスの銀色以外の登場がないシンプルさ。「透かし」が際立ちます。
〇ネックレス:長い方はトップが925とオニキスコンビの95cm。短い方は925製にオニキスの85cm。

2つのペンダントは非常に似ています。

百合の紋章の方の長い方は2015年当時¥600程。

マーカサイトの短い方は、個人の方からの¥2,500程。

いずれも決して高価ではありませんが、こうして重ねることで非常に価値が高まります。

フィガロチェーンはいずれもステンレス製。

フィガロは人気のデザインですが、ロングがレアなのです。

躍動感あふれて活動的に揺れるロングチェーンを身に付けた時の素敵な様子に思いをはせました。

〇ブレスレット:天然石オニキスの多面カットバングル。内周は18cm。

オニキス自体のくり抜きバングルがレアです。

写真にはっきりと写りませんでしたが、多面カットなのです。

〇リング:幅が6mmほどの多面カットステンレス製(無刻印)リング。サイズは13号程度。

バングルの多面カットと同じ柄のダイヤ柄がリンク。

よくきらめいて美しいこちらはステンレス製。

〇リング:細身の多角形のステンレス製(無刻印)リングの同じもの2個。サイズは共に15号。

同じものを2連で付けるというボリュームの出し方があります。

こうして、透かしのペンダントのひし形フォルムに多面カットのひし形が関連付いて全体のアイテムが粋に集結する意味が生まれます。

あとがき

こうして見てみると、何ら高額なアイテムは1つもありません。

それでも寄せ集まることで価値が高まるのも、その集まりの共通点が生まれてより「粋」になるからです。

どうにでもなるその方向を決めるのは、組み合わせを考える私であります。

どうぞ、ジュエリーの組み合わせ自体にもご注目下さればと思います。

その1つのアイテムの素敵さを何倍にも高められるのも、ジュエリー同士の組み合わせがカギを握っているに違いありません(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

昔ながらの古典的な翡翠のイメージを一転、ボタニカルな透かしが美しい黄緑色の翡翠ペンダント中心の日常ジュエリーコーデ【340】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

これまで、ビッグな翡翠ペンダントを中心とした日常ジュエリーとしての組み合わせをご紹介してまいりました。

今まで登場したビッグな翡翠というのが、このようなペンダントです↓。

全て翡翠の直径4-5cmのペンダント:このトップに金属のペンダントチェーンが付けられることすら希(まれ)。

金属チェーンをコンビにされることすらなかなかないこれらのビッグペンダントを、ジュエリーとして完成できないかとアレンジ致しまして装えるペンダントにさせていただいたのでした。

上の3点はどれも他のジュエリーとの組み合わせを考案したそれぞれの記事を綴りましたので、よろしければ、後程【311】【325】【326】にお立ち寄りくださいませ(^-^)。

さて、このたびは、上の3つともまた形が違う、初の「透かし彫り」のビッグペンダントとなります。

そして、その彫りのデザインがボタニカルで非常にエレガント。

その特徴を活かそうと力を入れた部分を感じ取って下さいませ。

お花や鳥がのどかに彫られた小判型の透かし翡翠ペンダントをとりまく他のジュエリーの決め方

5点セット:一目で優しい色味が感じられます。そしてペンダントの他のアイテムでも透かしを引用。
〇ネックレス:黄緑色の希少な天然翡翠。トップのサイズは、55mmx40mmで厚みもそこそこ。80cm。

よく見ていただきたい、鳥さんの表情が幸せそうだと感じます。

それを見た私達はより暖かい気持ちになるのです。

優れた品物だと思いますので、これをちゃんと身に付けるジュエリーとして活かし、またさらにこの鳥さんの幸せを第3者に見てもらうというサイクルを作りたいものです。

〇ブレスレット:トルマリンのくり抜きバングル。ピンク色のもやもやした抽象的な美しさあり。内周18cm。
〇ブレスレット:ステンレス製のフィガロチェーン2連ブレス。長さは留め具含む19cm。
〇リング:2点。左側はシルバー925台のマーカサイトリング。一番広い部分で18mm巾。サイズは15号程度。右側は、黄緑色の天然翡翠くり抜きリング。ペンダントトップの黄緑よりも少し濃いめ、サイズは14号程度。

あとがき

このたびは、お花と鳥という優しい生物の集まりのモチーフでした。

こういったテイストは、エレガントに寄せることがしやすいです。

決して高価ではないところも良きポイント。

ジュエリーが高級なものだけだったとしたら遠出にはおちおち装って出ていけないじゃないですか。

やはりランクやレベルが分かれているところも大切なのです。

遠出でも気軽に持っていけるジュエリーとなると、この度ご紹介のレベルは十分なレベル。

それでもご心配な場合は、もっと気軽なメッキやプラスチックだけの組み合わせのジュエリーセットのレベルもご提案がございます。

とにかく、このたびは、なかなか手が付けられない「ごつい」イメージの翡翠をちゃんとペンダントとして装えるものにしようということで組み合わせを考えてみました。

ただ、できればパワーを持つと言われる天然石がどのレベルであっても組み込まれると良いと思います(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

まるで生きているかのような動くお魚のシルバーペンダント、他のジュエリーはどう組み合わせると良いのか【326】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ジュエリーにおいては、「ハート」「星」「フラワー」「リボン」などはある意味、「クセ」のあるモチーフだと思っておりまして、組み合わせの難易度は高いと考えます。

やはり丸型など比べると特殊な形なので同じ形とピッタリ合わせることが困難で分からなくなってしまうことがあるのです。

このたびは、なんと「魚」のモチーフの銀製ペンダントの活用の仕方のご提案として1セットの組み合わせをご覧いただきたいと思います。

魚こそ難易度は高めですので良き学びになりました。

「魚」の形を合わせることなどには目を向けない、共通の別の箇所を関連付かせながら核心に迫っていく組み合わせ方

早速ですが、ややアイテムの数が多いですがこれがセットです↓。

お魚のペンダント中心のセット:お魚の彫りがある黒翡翠のペンダントを重ね、色を入れない無彩色でまとめる。
〇ネックレス:直径5cmの円形ビッグ本翡翠の黒色の魚の彫りデザイン80cmと魚5cmの長さ70cm。

お魚ペンダントはひらひらとお魚が泳ぐ動きをするところがとても魅力。

〇ブレスレット:ブルーグレーの濃淡のメノウのくり抜きバングル。内周19cm。
〇リング:「シャネル」の同じ物。シルバー925製のもとは3連もの。ロゴが点在。サイズは共に13号程度。
〇リング:ブルーグレー瑪瑙(メノウ)の多面カットくり抜きリングの濃淡2連。共にサイズが15号程度。

色をカラーレスの領域にとどめました。

かえって明るい色を入れずに渋く。。

とてもクセがある黒翡翠の彫りペンダントですが、お魚モチーフが唯一関連付きました。

できれば和風の素敵なお洋服に合わせていただくと素敵になるかもしれません。

和柄などのお洋服だからこそ、「洋」の要素を入れていくというバランスのとり方の例も良い時があると思いますが、この場合は、素直にそのまま「和」を追求していった方が素敵だと見ています。

あとがき

その他、このようなお魚ペンダントコーデが似合う人について考えてみました。

1つは「釣り人」です。

釣りが好きな人の「象徴」としてこのお魚ペンダントの意味が深まります。

「お魚ファン」の証みたいなもの。

そもそも象徴的なモチーフの選択の時には、付ける「イメージ」をある程度した方が良いです。

以前にどこかの記事でもお伝えしたことなのですが、1つだけアイテムが決まらない時には、決まっているアイテムを持参したり写真を持ってお店に行くなど、イメージを具体的にすることです。

その組み合わせがもっともだと自他共に納得するものになると素晴らしいと思います(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

不均一で曖昧な姿は人工的な染色では決して表現し切れない、ダントツに美しいぼやけた翡翠やルチル【325】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」という事業をさせていただいております。

現在のこのレンタルのジュエリーの内容というのは、すべてが18金やプラチナの高級地金に加え、宝石と呼ばれる美しいストーンの組み合わせで成り立つお品物のラインナップになります。

とはいえ、「パワーストーン」とか「半貴石」などと呼ばれる天然の美しさ満載のジュエリーもあります。

実は、現在はラインナップからは廃止でもう今後も出ないものですが、レンタルジュエリー開始直後は随分取り入れていましたラインがあります。

その記録は、歩んだ軌跡として残しております。

当然価格も開始当初はお求めやすいものでしたが、その後のお客様からのフィードバックによって廃止に至っております。

では、その過去の廃止したものが悪かったかというと、「受け入れられなかった」というだけで大変美しいものなのです。

おそらくレンタルすることの価値を考えると身近なこの度ご紹介のようなものはご利用に至らなかったのだと思います。

とはいえ、これも組み合わせ例として、今後も引き続きお伝えして行けることではないかと思いました。

どうぞ、比較的お求め易かったり、自作できたりするようなものでもその組み合わせによって出来上がる美しい天然石の世界観をご覧くださいませ。

超高級ではない分、旅行とかアクティブなお出かけシーンには気軽に身に付けていける優れものになると思います。

これが天然色の良さ、はっきりしない曖昧なグラデーションと不統一な美しさの集まり

〇ネックレス: トップが直径5cmの円形のさらさらな手触りの本翡翠。抽象的な柄の彫り。80cm。

バチカンの丸カンは、二重リングをカットして一重にアレンジしたものでステンレス製。

シルバー925ではここまでの直径の広い丸カンは特注になってしまいますし、細くても頑強なステンレスがこの小さな穴には向いているのです。

チェーンもステンレス製で金属アレルギー対策。

〇ブレスレット:ルチルクォーツのマルチカラーの一連。長さは、シルバークラスプの留め具含む22cm。

ルチルが黄色いイメージだけだったのが、この展開を見て感動♪。

混じりっ気のある曖昧さこそ魅力なのだと思います。

〇リング:モスアゲートという内包物が藻のような石。実際は、藻ではなくクローライトという石他。17号。

眺めるだけでも立体感が感じられて魅力的なくり抜きリングです。

柄がいかにも水草の自然を表現しているかのようで素敵です。

3アイテムどれにもグリーンと黄色の中間色が入り共通です。

あとがき

直径5cm程の大ぶりな翡翠のプレートペンダントは、そもそもペンダントとして実際に使われるかというと、ただ持っているだけにとどまりがちな気がします。

ペンダントとして実際に装うには、穴にバチカンを通しチェーンを通さなければ成り立たないのです。

そうしたアレンジをして実用的なジュエリーとなるように工夫しながら開始当初のレンタルジュエリーのラインナップの中に多く盛り込んでいたわけです。

天然石がむき出しのペンダントを触った時のヒンヤリ感やサラサラの感触は「美しい」と感じることに繋がります。

目で見たごつさをスタイリッシュなチェーンを付けてジュエリーらしくアレンジしていったこの経験はその後の発展への道しるべとしては非常に貴重だったと思います。

こういったものは、コスチュームジュエリーの工業製品に比べたら雲泥の差、レベルは高いです。

どうしても高級過ぎるジュエリーは避けたい遠方へのお出かけなどの際には出番があるのではないでしょうか(^-^)。