昭和後期10代~平成初期20代の頃のモノトーンコーデ、冴えない日々の唯一の拘りが古い写真に現れていた【211】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

特に主義主張も持っていなかった10代-20代にかけての自分の人生。

そのように振り返る一方で、残る古いアルバムの写真には、当時の自分で決めたコーデがたくさん見つかりました。

現在に通じるような、黒に特化したコーデはすでに10代からのものだったと改めて気付くことができました。

このたびは、実家で眺めた古い写真から、たくさん見つかったモノトーンコーデの表現をご紹介。

当時の10代-20代の自分が表したかったこと、向かいたかった方向が本当はあったのではないかと読み解く回にしたいと思います。

アルバムのフィルムをめくってはがして撮影できなかったため、やや写真が見辛いことをお詫び申し上げます<m(__)m>。

何も考えていなかった芯の無い自分だったと思い込んでいた10代-20代、古い写真のコーデにはちゃんと考えや主張があった

下に貼りますYouTube動画では写真1枚ずつをご紹介していますが、当ブログ記事では1クリップにまとめさせていただきました<m(__)m>。

10代後半-20代前半の頃のモノトーンコーデ:ピックアップしたというより、ほとんどがモノトーンコーデでした。

私の10歳-20歳というのが、西暦では1983年-1993年に当たります。

遡ること10代以前というのは、4つ下の弟とお揃いも多く、ショートパンツなどの少年のようなテイストを親が決め、色も黄色や赤などの原色に近い物。

そこに対する反発もあり、「フリフリレースのブラウスが着たい」「大人っぽい服装がしたい」などの気持ちが生まれたとも言えます。

数多く見つかった黒白モノトーンコーデの数々は、もしかしたら「反発」がきっかけなのかもしれないのです。

当時では、かなりの大人っぽさであると、小学校6年生の卒業アルバムに掲載用のグレーのノースリーブボーダーカットソーとグレーのレーススカートのコンビの写真がどうしても見つからず。

ある時に、振り返って「これは良い」とどこかに保管しておいた数枚の抜き出しコーデ写真こそ本来掲載したかったものです。

それらがどうも今探すと見つからず、どこかへ隠れていまして、見つかった際には是非ここへ追加掲載したいと思います↓。

2025.08.01のブログ記事の手直しの現在でもまだ見つかっていません<m(__)m>。

あとがき

このたびの写真全体に見られる今に通じるモノトーンコーデには、ちゃんと自分らしさの表現があったのでした。

特に何も考えない何となくの日々だったと振り返っていたものでしたが、ちゃんと拘りや主義主張が写真にしかと記録されていたのでした。

ここから何が言えるのかということです。

「装い」は、どんなに口下手でもどんなに自己主張が苦手でも、いとも自然な形で自分という人間を表してくれる鏡のようなものだということです(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

すべて10歳前後の時のいただき物、実家で見つかった4つの雑貨古物の新しい行く末・使い方・新しい意味【210】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

時々実家に帰省する時に、幼少の頃の保管品を見つけることがありました。

その中でいまだに状態も良く使えそうなものを集めいくつかが集まりましたので、見つけた時期は違いますがまとめてこのたびご紹介したいと思います。

ポイントとしましては、そのアイテムの当時の入手経路、そしてその後の行く末です。

当ブログ記事は最初の投稿の2020.09.12からおよそ5年後の2025.07.31に、ブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

見つけた当時はまだその後の行く末が曖昧だったものも、2025年では決まっています。

1つのものが、40年にも渡り持ち続けられていくその意味と価値をこのたび是非お伝えできればと、昭和時代の懐かしいアイテムについて綴らせていただきたいと思います。

何となく保管の40年も前の昭和時代の雑貨類、まずここまで無事に残っている事を重んじ今後の行く末をしっかり決めた

オルゴール:メロディーは「白鳥の湖」。その他いくつかのオルゴールの中で極めて状態が確保されていたもの。

こちらは手土産で誰かが下さったものという親からのエピソードのみ。

1970年代の漫画タッチの絵だと思われますので、10歳以前ではなかったかと。

中のピンクのトレイも非常に綺麗でした。

動画内で写していますが、てっぺんの白の部分の黄ばみや全体の汚れはすべて綺麗にまっさらによみがえったお手入れをこの機会にしています。

こちらのその後の行く末ですが、「メルカリ」で販売し、ありがたくご購入いただきました<m(__)m>。

自分では使わなくても欲しい方がいるという価値観の違いが生むバランスの素晴らしさを感じます。

木製の小物入れ:きちんと「蝶つがい」が付けられた15cm四方のもの。2025年現在は乾電池入れとして使用中。

家に来た誰かが手土産としてくれたものだったというエピソードのみ記憶に残ります。

こちらも比較的綺麗でしたが、クマのお顔のシミは限界がありました。

内部のベルベットの部分は気持ちよく使える十分な綺麗さです。

カモのぬいぐるみ:10歳くらいに叔母と同じ物を買ってもらったエピソード付。クラッシックなおしゃれ感あり。

こちらは、元々大切に袋に入れて汚れないように長年保管してきたものです。

一度2023年頃手放そうとしたのに、どうもその機会を逃し、この先も持ち続けていくようにとの方向を示されたように感じ取りやめに。。

木彫りのペンダント:北海道旅行の12歳の時の自分購入だった記憶。ただ、ファッションとしてはコーデが困難。

こちらは、少しの間出品していましたが、なかなか受け入れられなかったようで、その後処分してしまいました。

裏に、自分の名前がカタカナで彫られていたという点も他の方には難しかったかもしれません。

あとがき

4アイテム中3アイテムは人からもらったもの、1アイテムだけは自分で購入のものでした。

案外人からもらったものというのは手放しにくいものなのかもしれません。

遥か昔の記憶で誰にもらったのかさえも分からないことが非常に悔やまれます。

こうしたことから、人とのコミュニケーションの丁寧さ、しっかりとした記憶や感謝、その一時ずつに対する姿勢は大切であると考えました。

もう過去のことはどうしようもありませんが、この先のことについては、過去の惜しかった点を活かせるチャンスだと考えるようにしたいと思います(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

デニムバッグの丸底ラッピング6mm仕上げの成功確率が格段に上がる、ナイロンオックス生地のバイヤス25mm幅の利用【204】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

複数同時製作がどれも均一に美しく仕上がるように。。ハンドメイドでは時に「訓練期間」も必要な時があると思います。

特に、初めてその仕様を取り入れるという際には、手が慣れ技術が高まったその後の出来栄えはかなりのもの。

このたびは、セルヴィッチデニム製の一重仕立ての袋物の丸底にラッピングをする時のコツを記録として残したいと思います。

冒頭の通り、最初はありがちな「ステッチの脱線」もあり、そこからちゃんとラップ上にステッチが全て乗るようにと技術訓練をしてこその、「職人の勘」みたいなものが得られました。

デニム袋の丸底1周に出来上がり幅6mmのラッピング、厚みも見込んだ25mm幅のナイロンバイヤス生地で成功

下準備:セルヴィッチ14oz程度の場合。一重仕立てにはロックミシンがかけてあると良いです。ロック幅は4mm。
ありがちな未熟な例:縫い閉じのステッチの半対面では、「脱線」が起こっていて、この原因をまずは研究。
ミリ単位での正確な印付け:この場合は目分量は論外、ちゃんと印を付け、点線よりも実線の方が良いです。
図解:25mm幅のバイヤス(45度)裁断のナイロンオックス(ナイロン/100%)を利用。接着芯は貼らず。

25mm幅の両端の縫い代5mmに直線で印、内側部分の15mm分は、6mm仕上げによる両面分の12mm+厚み分3mmを見込んでいるのです。

セルヴィッチデニム14oz程度で3mmの厚みという見方で、ゴブランならどうなのか、帆布なら。。などと細かい単位で検討する事前研究は効果的だと思います。

最初のステッチ:先端を折り込み5mmの実線通りにステッチ。よく言われる1mm端寄りというコツは引用せず。

あくまでも、セルヴッチデニム14oz程度に特化した寸法をあらかじめ決めたやり方、このたびは印通りにステッチしていくというノウハウです。

折り返し直前のアイロン:配分良く反対側に折る時に、付け根の部分からはみ出す程引っ張り過ぎないように。
最後の縫い閉じ:この向きが当然綺麗にステッチが出ますので、あらかじめ目に映り易い方に計算した向き。

実際に訓練した者からコツをお伝えできるとすれば、際を縫い過ぎないことです。

ややテープ側に入り込んだような位置にステッチすることで、反対側にもちゃんとステッチが乗りやすいということになります。

視界に入る方:こちらは縫い閉じの時の上糸側です。「中表」では逆の底面の方側に配置しているのです。
視界に入らない方:「中表」では視界に入りやすい方に位置していますが、最後ひっくり返すと逆転して隠れます。

あとがき

デニムにナイロンオックスの組み合わせは異種素材同士、もしかして違和感を感じられるかもしれません。

たまたま手元にあったことがきっかけでしたので、もしかして、他の生地の種類でも見合うものがあるかもしれません。

ただ、ナイロン生地というのは、薄く・硬く・良い意味でのごわつきがあり、デニムにレベルが見合うラッピング布であったと思うのです。

このたまたまの持ち合わせの偶然からの成功に対しても、感謝するところです。

作業し易いコツを得ることというのは、最終的には美しく出来上がることにつながるかと。

困難を極める成功率の低さは出来上がりも美しくないわけで、決して楽をするわけではない「苦労の回避」ということも重要なのだということが分かります(^-^)。

書き手:ピクチャレスク

厚地のリュックのファスナー周りを完全密閉、薄手で丈夫なちりめん生地を使った隙間ゼロの口布の十分な安全性【203】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

冒頭で早速ながらお伝えしたいのは、当ブログ記事は最初の投稿の2020.09.06からおよそ5年後の2025.07.24にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしていることです。

この5年の間に随分バッグ製作の技術が向上、綺麗に作れないデザインは廃止という選択で、とにかく根本から製作スタイルを見直し。

たとえ1デザインのみでも決して乏しいものではなく、渾身の1デザインがあるということ。

どんな生地でも作ることが可能であるという「すべての生地に対応できるデザイン」こそ本当の意味のバラエティーの豊かさであるという考え方です。

2020年当時はまだ技術が未熟、アイデアも豊富というわけではない中、それでも当時の精一杯の工夫があったことで今があると思っています。

キラキラと輝くようなその先の未来、しかし、それ以前に泥にまみれながらの苦労があったことを決して隠しません。

このたびは、厚手のインテリア生地、もしかして椅子材にも使われるかもしれないごわついた生地に入り口のファスナー周りを完全に塞ぐ策を考え挑戦しました。

厚手だからという条件に振り回され妥協した隙間のあるリュックの見直し、別布でファスナー周りが完全密閉できた

このたび製作しましたのは、楕円底のミニリュックです。

厚手の表地に、もともと選んでいたちりめんのボーダー柄に素材を合わせ、別布としてファスナー周りの隙間を完全密閉したデザインです。

表地(カラシ)と裏地(マルチボーダー):表地-インテリアカバー地、レーヨン/62%、ポリエステル/38%、スペイン製。裏地-裏地:ちりめん金彩プリント、レーヨン/100%、日本製。
表地と裏地のズーム:表地はごわついた厚手の生地。とはいえゴブランには及ばない柔らかさもありました。

裏地は、元はストライプ柄、向きを変えてボーダー柄に使う方が素敵であると判断。

別布(共通生地の色違い):鬼ちりめん、レーヨン/100%、日本製。上がライムグリーンで表面用、下がメロングリーンで裏面用。
表地と裏地をそれぞれ「中表」で本体面とマチ布を縫い合わせします。底のハギ目と同じ1.5cmの縫い代。

その後の改良で、こうした半月型や楕円などのカーブを伴う縫い合わせの縫い代は7mm程度が一番美しい、1cmは内陸部過ぎて綺麗に生地を拾えない、5mmでは浅すぎてパンクの心配があるのです。

底板の挟み込み:底板は無しでもよかったと思います。底板設置前に3箇所ずつ縫い代の真ん中を返し縫い留め。
トートバッグがいったん完成:ポケット付きの裏地が設置してあります。ここからまだ続きがあります↓。
ファスナーの取り付け:ボックス枠にくり抜いた楕円パーツに枠をくり抜き、裏面にファスナーを設置。

こちらに表側からラッピングされた明るい方のちりめん生地が少しファスナーからはみ出してしまいます。

このやり方も2025年では見直しておりまして、ファスナーがサンドイッチのハムのように2種の生地の内部に挟むやり方に落ち着いています。

ファスナーのボックス枠:周り2枠のステッチの意味は、裏面に見えるファスナーの端の安定感ある固定のため。
ファスナーパーツの完成:縫い代が全て隠れた楕円のファスナーパーツ。裏面のファスナーもすっきりと設置。
外表のファスナーパーツの縫い付け:ここで薄くて丈夫なちりめんの良き性質が活きました。

ただ、ぴったりに綺麗に重なる美しいものではなかった点が当時の未熟さ。

後にこの「外表」のやり方も不完全なまま解決できなかった理由から廃止していきました。

半月型ミニリュックの完成(厚手インテリア生地):<サイズ>縦16cmx横27cmxマチ10cm。
設置したファスナーパーツ:寸法はだいたい良かったと思いますが、ゴツゴツ感が否めませんでした。
斜め45度くらいからの角度:机の上にリュックを置いた時のシーンではこんな風に映ると思います。
背面:取っ手が本体の縦の幅ほどもあるバランスの悪さも反省点、この場合は短い取っ手の方が良いのです。
コーデ例:カラシ色がスカートのカラーにリンク。お洋服は上下ともちりめん、バッグのちりめんに相互リンク。

あとがき

このタイミングで当ブログ記事の手直しだったことが非常に良かったです。

実は、2019-2021年くらいまでの間苦肉の策として続けていた「外表」の組み立てを2025年で「中表」で作り上げることに初めて成功しやっと廃止を決めました。

ただし、裏地の返し口の「手まつり」を伴うものではありますが、当時のごつごつしたラインや、しっかり重ならない悩みは「中表」では無縁です(^-^)。

2025年で初成功した最初から最後まで「中表」で完成したボディーバッグ:2025年7月の投稿で改めて載せます。
ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

ある出来事が伴うジュエリーとの出会い背景が劇的、人に語り継ぐような思い入れを作ったコミュニケーションが入り混じる収集【198】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびは、目に映る「モノ」に「コト」が常に寄り添っていたことをジュエリー購入体験エピソードとしてお伝えしたいと思います。

物を購入する時に伴う1の体験が、その後語り継いでいけるような素敵な価値になることがあるのです。

まるでアルバムのよう、ジュエリー購入にまつわる「ユニークエピソード」の数々には素晴らしき人間模様が伴っていた

名前の分からなかった天然石の名前の追跡:左上は「十勝石:とかちいし」、右のピンクは「モルガナイト」。

2010年以前だったと思います、パワーストーンのお店で見てもらって店員様の予想をお聞きしてみたりなどの調査をしました。

なかなか答えは出なかったその後、2012年辺りに一気にネット情報が盛んになり、確か「メルカリ」サイトで全く同じ様相のものが見つかったのが「十勝石」、北海道の名産品だったのです。

ライトグリーンの珠の連ネックレスは祖母からの継受ですが、おそらく「ニュージェイド」あたりかと。

商品券での購入:2015年頃、住まいが突然の給湯器の壊れで1か月以上に渡り銭湯通い。不動産屋様からのお詫び。

当時は、まだ金の高騰もその後から思えば緩やかで、まだ中古品でこれくらいのものが購入できたのです。

大粒パールはK18WG台で¥19,000、右上のK18YGダブルチェーンリングは¥24,000程、右下のパールリングは¥12,000くらい。

給湯器が壊れて困った苦労を末永く残る18金ジュエリーに替えたのでした、不動産屋様ありがとうございました<m(__)m>。

競り合い形式の「ヤフオク」にて落札のリング:いずれも2010年周辺に当時盛んだった競り合いでゲット。

左はサファイアのマルチカラーで、¥22,000くらい、右はトリコロールの3大宝石がお洒落なK18WG台、¥25,000程度だったかと。

怪しい業者様も多かったサイトでも、ちゃんと社長様のお写真をネットに出していた出品者様でした。

いただきもの:左は友人と2005年頃だったか「エンポリオアルマーニ」の925とのプレゼント交換。右は母から。
何度も検討:足繁くお店に通い決断したのは確か2005-2007年頃。「アミュレット:お守り」ジュエリー流行の頃。

随分慎重になっていた購入時でしたが、後に「レンタルジュエリー」に活かすことになりましたので購入は正解でした。

購入価格は¥67,000。

お店の方の印象の良さ:925製のトルコ製のタッセルペンダントトップ。当時類似品を探した中ではダントツ。

購入時に何度かメールのやり取りをしました。お顔は分からずとも非常に感じが良かったお店、¥12,000というような価格だったと思います。

アンティーク品:刻印の1894年から価値ある逸品。「ベル」のモチーフ、おそらくスポーツチームのチャーム。

「楽オク(現ラクマ)」で購入でしたが、¥11,000くらいだっかたかと。

出品者様による、「この丸カンの開閉でお怪我をされませぬよう」という気遣いが非常にあったかかったです。

そしてこうお伝えしたのです、「丸カンは開閉には使いません、そのまま大切に残しながら別の丸カンを向き違いで付けて傷まないように利用させていただきますよ」と。

おそらくこれを聞いて、その後のこのお品の行く末に安心されたのでは。

持ち帰り忘れ:今は無きデパートの一角のジュエリーショップ。店員様の快活さが魅力で会話が大盛り上がり。

しばらく持ち帰り忘れに気付かなかったのですが、クレジットカードの名前履歴から、店内放送で呼ばれたそう。

シェルのビッグデイジーです。

それは聞き逃したのですが、気付いて戻り大変ご心配をおかけしたことを謝罪、なかなかの劇的エピソードが生まれたのでした。

「サザエ」様に良い勝負を挑んだわけです(^_^;)。

あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2020.09.04からおよそ5年後の2025.07.19にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。

2025年から過去を大きな括りで振り返りますと、こうしてジュエリーを集めてきた2005年辺りからの20年が非常に変化に富んだ人生となりました(私の尺度ではということです)。

良いことばかりではありません、むしろ信じられないような体験もしてその1件ずつが非常に苦労を伴うものでしたが、それに平行するようにあったのがこれらのジュエリー。

もしかして、ジュエリーは、良いも悪いも「変化」や「劇的」な事柄を見守るようなものと思えてしょうがありません。

劇的であってもその時々をちゃんと解決し紐解いていくライフスタイルで良いのです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト

フィードバックでさえも得られない本当の使い勝手の発見、失敗作のリュックを試用する中で得た7つの掘り出し【202】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

お客様からのフィードバックは、事業活動の変化や発展に大きく影響すると思います。

ただ、どこまでご意見を頂戴することにお付き合いしていただけるのかというのは、購入直後までというのが現実、その後の数年後に感じる使い勝手などを聞くことが難しいのです。

マーケティング活動においては、購入して受け取るまでのフィードバックの記録が多数、その後の長年かけての使い勝手は埋もれたままなのではないかと。

そんな点にこのたび着目、まずは失敗作を自分使いで試用をさせていただき、より現実的な使い勝手を調べてみました。

失敗作のミニリュック:大失敗という程でもないのですが、右下のように合体の際に歪みが生じていてボツに。

製造者が思うよりもはるかに現実は粗い使い方をされているのではないかというのが一番のポイント。

そのような貴重な記録は、失敗作の損失との引き換えで得られる新しいノウハウや学びに替わるのです。

必ずしも上品に使われるわけではない現実的な粗さ、試用から得た7点の発見を今後のリュック製作に活かす

では、実際に日常的に試用させていただく中で発見した7つのことをお伝えしていきます。

①ファスナーで持ち上げてしまう:非常に荒々しい使い方とは言え、おそらくファスナー付きではよくあること。

この現実も、あり得ることだとまずは受け止めます。

これまでも徹底していましたが、やはりファスナーの縫い付けは二重縫いは正解。

ファスナーは開け閉めの機能にとどまらず、現実的には持ち上げられ圧力もかかってしまう場所だったのです。

②ポケットのフラップを持ち上げてしまう:①と類似です。ポケットも物を入れる機能の範囲を越えます。
③ショルダータブこそが全体を支えている:こんな小さなパーツこそが重要であることが本当の現実。

以前に某ハイブランドバッグでショルダータブが外れ困りました。

本革レザーの野暮ったさを革を漉くことでスタイリッシュに見せたことや、縫い付けやすさの限界などがあったことが予想されます。

では、仕方がないことなのでしょうか、いいえ、ショルダータブは要のパーツ、丈夫に縫い付けることを一番に優先するべきです。

④片方のショルダーだけで肩に背負ってしまう:これをリュックを背負う際にやらない人はいません。

このことは、次の⑤にもつながっていきます↓。

⑤角カンは傾きがち、Dカンや丸カンの方が良い:四角いフォルムに角カンが合うなどという表面的な見方を反省。

ショルダーならまだしも、動きが多方向という複雑さを伴うリュックはショルダーとは違うのです。

⑥糸の始末がほつれてくる:当初から「玉止め」はしていたもののテトロン糸は結局はほどけてしまうことが。

この対策としては、玉止めを隠れた溝の部分で頑丈に行い内部へ隠すということです。

⑦鋭利なマチよりカーブのマチは擦れにくい:トートバッグは角が尖りますが、あれこそ傷みのスタートライン。

確かに角は擦れやすい場所ですが、せめて製造の時点でそう思わせないカーブラインは望ましいデザインであると考えます。

また、そもそもこの時の「スポーツメッシュ」という傷みにくいビクともしない生地を選択したことも長持ちにつながると思います。

綿や毛や麻ではない、ポリエステル素材のメリットです。

あとがき

お客様からのフィードバックではなかなか聞けない本音、自分使いでは痛いほどリアルに本当のことが分かりました。

特にハンドメイドでは、「せっかく作ってくださった」と考えていただける良い方も多いと思いますので、悪い評価が付きにくいということもあります。

そこに甘んじて天狗になるのは、本当の現実を見ていないということ、「試用」という行為を厳しく実体験した者はおのずと厳しい目線を持つことになりました。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

手動で動かすカーブラインを盛り込む即興ミシン刺繍、直線専用の職業用ミシンの可能性を感じたうさぎのいる風景画【200】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ちょっとしたブレイクタイムに遊び感覚でミシン刺繍にトライしてみました。

ハンドメイドバッグ製作では、生地に馴染ませる糸カラーをバラエティー豊かに展開、上糸と下糸の色が違うことも当然であり、ボビンに巻いたカラフルな糸が余ることがあります↓。

下糸用のカラフルな糸の余り:次に同じ糸を使う良きめぐり合わせもありますが、残ることも。。

このたびは、こんな風に余ったボビンを職業用ミシン「JUKI:シュプール:TL25」モデルに上糸としてボビンごと設置しながら、刺繍をしてみたのです。

直線縫い専用、基本的には前後のみの動きのミシンでは、その他の動きは手腕に委ねられるところになります。

作図も無しの即興でうさぎさんが佇むのどかな風景画をマルチカラーでミシン刺繍、直線ミシンの横顔が覗き見れた

はぎれのセルヴィッチデニム:縦25cmx横35cmくらい。これをキャンパスだと思いながら進めていきます。
木を刺繍:幹は茶とベージュで立体感を作ってみる、メルヘンチックなこんもりした枝葉はカーブライン。
ウサギさんを描く:オフカラーのふんわり感をイメージ、目は黒で塗りつぶすようにミシンを動かしました。
デフォルメなお花:こちらも立体感を出すために、ピンクと紅色の二重枠でまあるいフラワーを演出。
完成した「うさぎのいる風景画」:ウサギさんが逆立ちなどとはいやはや、寝そべっている遠近法無視の構図。

あとがき

以前、「ヤフオク」だったかと思いますが、子供が考案した動物や風景をママがハンドメイドバッグに取り入れておられました。

優し気なほっこりした世界が素敵に広がっていました。

製作をする中で、技術を高めスタイリッシュに作り上げることは目指すべきところではあるのですが、そうしていくうちに忘れて手を付けじまいの点があるかもしれません。

それは、世界観の演出のためのアイデアのようなもの。

多くの方が同じように同じようなモデルのミシンを使う製作品はどうしても類似になるものです。

そうした中でも更なる差別化ということを考えますと、その作り手ならではの味わいやスタイルということになります。

あるメロディーを聴いて、このミュージシャンらしいなあと感じるということは音楽活動そのものにちゃんとスタイルが備わっているということなのでしょう。

ハンドメイドも音を紡ぐのと同、材料を組み立てて紡ぐ創造的な産物なのです(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

どんな糸の種類やどんな配分がおしゃれな生地を構成するのか、生地1枚の立体感や美しさの正体を品質表示から読み解く【197】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ハンドメイドバッグを事業スタイルで開始しました当初、バッグには品質表示を付ける決まりなのかどうかを「消費者庁」様に問合せしたことがありました。

結果は、「法律としては衣服には必要だが、バッグには必要が無い」とのこと。

「ただ、消費者に対して情報をお伝えしてあげる意識を持ってほしい、下げ札なのでお知らせしてあげてください」とのことでした。

それ以来、完成したバッグの説明欄とご購入いただいた際に「しおり風下げ札」としてお伝えしています。

このたびは、この「混率」に目を向けてみます。

美しい生地をたくさんバッグにも取り扱いをさせていただきましたこれまで。

その生地の美しさは、どんな糸の種類がどんな構造で、そしてどんな配分で作られたのかを読み解く回とさせていただきます。

今後バッグ製造の生地調達の際に、パッと見だけにとどまらず、生地情報の中の「混率」にも目を向ける意識していただくことをお勧めしたいと思います。

製作のためにお世話になった生地に対しての敬意や理解のためです。

生地の混率表示で分かる、シンプルな混率でも凹凸感がある生地・複雑な糸が絡み合って絵画のように彩られている生地

混率が複数に渡りミックスされた美しい生地:モノトーンなのにこのバラエティー豊かなカラーの濃淡がお見事。
優し気なぼかしが作るオフカラーの濃淡:ベージュやグレーの糸が混じって穴空きの柄と共に味わい深い生地。

以上は、混率が複数に渡ることがその見かけの濃淡に表れている生地でした。

一方、1種のみの混率なのに凹凸感がある美しい生地もありました↓。

糸の濃淡2種が組み合わされた市松柄ジャガード:セルヴィッチデニムの濃紺と白の糸の組み合わせと同じ考え方。

この生地の場合は、グレー色でしたが同じような市松柄はセルヴィッチデニムでも可能なのか。。と想像するところです。

柄入りのセルヴィッチデニムが生まれると非常に新しい展開だと想像しワクワクします。

混率が1つの読み解き:2種の素材のコンビだと映りますが、1種のみの生地であるということでしょうか。

毛足も一体化した元生地を柄デザインに刈り取った姿というような加工なのかもしれないと想像しました。

想像なので本当のことは分かりませんが、もしかしてパイルも基布も一体化した元は1種の同じ糸ということなのでしょうか。

下に貼りますYouTube動画内の時点では、基布がポリエステル/100%で柄の部分もたまたまポリエステル/100%だったと解説していますが上述の1種のみが正解なのではないかと考え直しました。

2種の生地が別物であることを表現:生地と柄が全く別の素材であることでこのように記載されます「分離表示」。
糸の種類別の質量の割合:上のフロッキー生地と見た目の構造が似ていますが、混率表現の仕方は「全体表示」。

オフの部分はカツラギにそっくりな硬いごわついた素材、オフが綿/100%、黒が絹/100%なのではないかと想像します。

ツヤのあるエレガントさの正体の1つはレーヨン:イタリア製のジャガードではよく登場するのが「ビスコース」。

日本では、「レーヨン」で表現されることがほとんど。

「ビスコース」=「レーヨン」と考えて良いみたいです。

ナイロンの役割を感じる:脆く崩れそうな風通ジャガードの場合にもよくナイロンが登場している様子。

ナイロンはかなり重要な役割を果たしているかと。。綿/100%のみよりもツヤがあり、ハリコシが高まっていると感じます。

マルチフラワーの複雑な混率:わずか10%の綿はいったいどこに使われているのか。。こんな風に照らし合わせ。

ビスコースは、再生繊維(ビスコース)という表現ではなくても良いのでしょうか。。生地屋様そのままの表示をそのまま引用させていただいております。

あとがき

2018年から徹底してまいりましたのが「生地情報」の記録メモ。

生地屋様に許可をいただき、生地購入時にタグと本体の一部を同時に「パシャリ」と写メでひかえさせていただいているのです。

過去のバッグ製作の使用生地の混率はすべて、ブログ投稿内に記録として残っています。

そもそも、バッグ作りは二次創作です。

必ず元は材料である生地や附属品があってこそ作り上げられる製造物、このことを決して忘れずに、常に敬意を持って今後も利用させていただきたいと思います(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

コンビニが遠いと感じる時に。。ホットケーキミックス無しで作る卵・牛乳・小麦粉を使ったクレープみたいなおやつ【196】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ご飯後に小腹が空いた、揚げ物用の溶き卵が余った。。などのケースにちょっとしたおやつ作りをご紹介したいと思います。

ケーキのような空洞が無い、どちらかというとクレープみたいなもっちりとしたお菓子です。

冷蔵庫に必ずある材料だけでほったらかしで作れる、厚めのクレープみたいな卵を使ったおやつ作り

材料:小麦粉-大さじ山盛り2/卵:1個/牛乳:50-100cc/砂糖:大1。右下のようになるまで混ぜ合わせ。
卵焼き用のフライパン:焼く前の濡れふきんに「ジューッ」は必要、動画内でもご紹介しています。
始終弱火両面焼き:ひっくり返すタイミングは、右下のように縁がぺらっとめくれそうな「はがれ」が起きた時。

そんな頃にタネの色も黄色く変色してきています。

ひっくり返し:動画の画像がぶれてひっくり返す瞬間を写せず。フライ返し2個でお好み焼きのように行います。
カット:好きなサイズにカットします。このたびは、ロール状にするために縦長にカットしました。
盛り付け:それなりに雰囲気が出ています。ただ、卵焼きと変わらないのではないかという見方も(ハハハ)。。

クレープが単独ではなく、フルーツや生クリームやジャムと一緒にいただくことが一番おいしいのと同じです。

ここに更にバター・ジャム・シナモン・シロップ・フルーツなどをアレンジするとより発展的なおやつになると思います。

ただ、小腹が空くのは夜が多く、夜はフルーツや重い食材は控えた方が良いということもあります。

あとがき

決して料理は得意などと誇れる腕前はありません。

お魚も3枚におろすことなどできませんし、いかを触るのも一苦労。

そんな者が、こうしたアイデアを思いつき始めたのは、外食による体験が大きいです。

居酒屋の凝ったメニューなどをたくさんいただいてきたことで、「アイデア」のヒントをもらっていたと振り返ることができます。

当ブログ記事は、最初の投稿の2020.08.28からおよそ5年後の2025.07.17にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。

振り返ること2007-2017年の期間、「居酒屋巡り」を友人とやってきまして、本当にたくさんの食べ歩きをしてお料理にヒントをいただいたと思います。

その時期というのは、自分目線ではありますが「飲食店出店全盛期」ではなかったかと。

そんな風に沸々と湧き出るように出店していたお店も、その後移り変わりが激しく、今でも同じお店が残っていることが珍しいというほどに。。

「居酒屋巡り」の最後の方で、たまたま出店していた方のお話を聞くことができましたので、何というめぐり合わせと言いますか、お店側の見方も少しだけ覗くことができたと思います。

ずっと継続というよりは、閉店してまた別の事業を。。というような難しさがあったという感じでした。

その後「コロナ禍」という1つの大きな節目があったことで、自作の文化も高まったのかもしれません。

とは言っても、自作のアイデアも元は外食あっての閃きであることは間違いないと思うのです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

厚手のゴブラン織のバッグ製作は可能である、縫えないイメージによる敬遠からの一歩の踏みだしと挑戦【195】

アイキャッチ画像195

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

バッグの素材として人気の高いデニムや帆布。

丈夫ないメージは、どの人の目にも共通するところ、布バッグ購入の際には、まずは素材に注目されて検討されるのではないかと考えます。

時々行っている在庫生地の確認を兼ねたストック生地の整理整頓の中であることに気付きました。

手を付けていないまま残っている生地の多くが厚手、バッグの製作には困難なイメージから後回しにしているということが分かり易いまでに表れた姿だったのでした。

残布の中には、一度も手を付けていない厚手も多く含まれ、そのままチェストの中に眠っていたのでした。

当ブログ記事は、最初の投稿の2020.08.27からおよそ5年後の2025.07.16にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

ストック生地の中でも難関のゴブラン生地でバッグを製作していったいくつかの記録を2020年当時よりも複数お伝えすることができます。

ゴブラン織もバッグ作りとしては注目される生地、ただ厚みがあり過ぎ作る困難のイメージから敬遠され「あこがれ」にとどまることも多いと見ています。

後で貼りますYouTube動画とは随分切り口が変わりますが、当ブログ記事ではゴブラン織生地にも対応できるデザインに行き着いた結末で本当の解決をしました。

Q:ゴブラン織や椅子材をバッグに仕立て上げることは可能?、A:重なりを極力減らす条件付きであるなら十分可能です

2020年当時のストック生地(厚手):すべてが同じ厚みではありませんが、特にゴブラン級の右上と下2種が極厚。

では、左上から右下へ製作したバッグを順番にご紹介してまいりたいと思います↓。

イタリア製ジャガード:ジャガードのシボによる凹凸感で厚みが程好く保たれているとも言える素材でした。
スペイン製のデフォルメ風なフラワージャガード:ゴブラン織とはっきり称されていた生地です。

右のバニティーは最後の最後で底との重なり部分がしっかり縫えませんでした。

イタリア製のカツラギ風のジャガード:オフ白部分がしっかり綾が入った厚みでした。右は裏面を使用。
厚地のデザインとのバランス:左のリュックは厚手でも可能。真ん中は本格的なゴブラン織、ショルダーが不可。

生地の原産国は、左のうろこがトルコ製、真ん中のピンク大花が日本製、右のロイヤルブルーミックスがイタリア製です。

入り口の開いたリュック:厚みがあるミックスツイードの左と金華山織風の右のピンクはここまでが限界。

ミックスはイタリア製、ピンクの金華山織風の大花はベルギー製。

リュックは、何といっても入り口のセキュリティー性を追求せねばなりません。

写真の留め具はほんの一部分のみのタブ、後に大きなフラップを取っ手間の最大の幅で覆う改良をこのモデルのまま行っていったのです。

タブが挟み込めたので、厚手に対してもフラップの背面への縫い付けは可能です。

あとがき

バニティーやボストンが成功した時の素材は、ゴブランまでに至らないジャガードの領域のもののみ。

まとめますと、最後の縫いが甘く、糸が飛んでしまい完全な完成とは言えなかったのが、2019年のモノトーンのバニティーショルダー・2020年のピンクのゴブラン織りのボストン・2021年の赤い花柄のバニティーの3点。

一方、巾着で絞るデザインも絞り切れないという八方塞がりな状況。

これでは何1つゴブラン織では作れないとしばらくの休止期間がありました。

その後、2023-2024年に新しいアイデアが生まれます。

素材の条件など無い、デニム・帆布・ゴブランでさえも可能な、「巾着型のナップサック」を考案しています↓。

生地に条件が無く製作できるナップサック:厚手から薄手まで、ゴブラン織も含めて希望通りの素材で製作可能。

厚みの重なりの悩みをすべて解決、生地の素敵さを広い面積で見てもらうというコンセプト。

重なり部分の解決策として、部分的な全10個の巾着紐ホールタブの発案は大きかったです。

2020年当時は、複数のデザインのバッグ製作がバラエティーに富んだ豊かなスタイルであると考えていました。

しかし、その結果はゴブラン織でつまずいていた現実があったのです。

2025年現在は、たった1点のデザインでも良い、すべての生地に対応できるものという考え方も1つの「バラエティーの豊かさ」だと気付くことになりました(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク