伝言板(月1更新)

2025.09.02:日本人らしさ・光の部分も闇と同時に掘り出したい

長い歴史の中でじわじわと日本人らしさが形成されていったことが、今でもなお染み付いている日本人のふるまいや行動に外国人からの感嘆や称賛の声も多い。

当たり前過ぎて気付くことが無かった当の日本人が、昨今のSNSによってそれを改めて知ることになった。

外国人が日本を旅行した時のエピソードや、日本に住んだ経験から自国以外の民族の有り方を知ったのだ。

ただ、日本に馴染み誠実な外国人ばかりではないことも。。それがここ最近ある地域で問題になっている。

ここ1年で特に外国人のマナー違反や交通事故の悪質さが際立つ。

一定の地域に外国人が固まるのは、自然にそういった傾向になってしまう仕方なさもある。

その傾向というのはどの民族も同じで、異国の地に対する心細さ・遠慮・不安があるからそれぞれの「守り」もあろう。

しかしその集結こそが、ルールを打ち破り行き過ぎた行動になっているかもしれないという客観的な見方を鈍くするのではないかと思う。

聞くところでは、決して国の悪状況を逃れて困ってやってきた境遇の人ばかりではないようなのだ。

その団結が悪い力を生むとしたら非常に図々しい話、マナーのかけらもなく「おじゃまします」「よろしくお願いします」という日本語の持つ深い意味が踏みつけられているとも考える。

そのような懸念に対して、今一度本来の日本の良さをちゃんと日本人一人ずつが真っすぐな目で見つめ直すべきだ。

そして、長い間根付いてきた国民性の素晴らしさの再確認の時ではないか。

反対に日本人特有と言われる「忖度」による物の言えなさ、妙な遠慮が変な気の使い方の文化として悪く根付いてしまっていた側面がある。

悪しき風習が隠され、こんなに多くの人が周りにいたのに誰一人として見事にはみ出す者がいなかったことで蓋をされ続けてきたことがある。

このことに、国民全員が驚いたと同時に呆れたと思うのだ。

そんな膿のようなものが噴き出した今、もう1つするべきことがある。

それは、良い所を徹底的に掘り出すこと。。膿を出すことと同じくらいのパワーと威力で。。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク